保健科学部 診療放射線学科

Radiological Technology

カリキュラム

注目のカリキュラム

臨床技術入門

1年次後期に病院にて早期臨床体験を行います。医療の世界を肌で感じることで医療人としての自覚を促します。

画像解剖学演習

CTやMRIの臨床画像をモニター上で確認し、解剖学やX線撮影技術学の知識に基づき、病変の所見を学びます。

放射線カウンセリング学

放射線被ばくに不安のある患者に対応する時の心構えや態度、リスクコミュニケーションを身につけます。

臨床基礎実習

臨床実習の前に、基礎的な知識や技能、態度が備わっているかを評価する実習です。

1年次から4年次までの
国家試験対策スケジュール

  1. 1年次
    ●大学での学び方を身につけ、
    診療放射線技術学を学ぶ基礎を固めます。
  2. 2年次
    ●座学で診療放射線技術学を学ぶとともに、 学内実習を通じて学びを確認します。 希望者は放射線取扱主任者試験に 挑戦します。
  3. 3年次
    ●前期までに国家試験の全科目を
    履修します。後期後半の臨床実習に
    向けてこれまでの学びを確認する
    CBTを実施します。
    ※コンピュータを利用した実力テスト
  4. 4年次
    ●模擬試験と対策講義のループを
    繰り返すことで、各自の苦手分野の克服を図ります。

国家試験対策サポート

POINT 1

実力テストと模擬試験で
知識を定着

国家試験出題科目のうち、基礎的な科目は1・2年次に履修します。そこで、学期ごとに実力テストを実施して、知識の定着と応用科目に備えた基礎固めを図ります。3・4年次には試験範囲を広げたCBT※や模擬試験を行うことで、各自の苦手分野を洗い出します。その結果を踏まえた対策授業で、4年間の学びの再確認をします。

POINT 2

模擬試験と
グループワークの実施

授業で学んだ知識を実習で確認することを繰り返し、理解を深めることが国家試験合格につながります。3年次からは模擬試験とグループワークを定期的に実施します。これによって自分が理解できていない問題を明確にします。また、グループワークで問題を教え合うことを通して、知識の向上ならびに定着を図ります。

POINT 3

放射線取扱主任者
対策講座

放射線取扱主任者とは、放射線を発生する装置や放射性同位元素を取り扱う施設で、放射線の取り扱いを監督するのに必要な資格です。第1種と第2種の放射線取扱主任者の国家試験の範囲は、診療放射線技師国家試験と重なる部分があり、前者を取得することが後者の試験対策にもなります。そのため試験対策講座を実施しています。

教育理念、ディプロマ・ポリシー

教育理念

いのちに対する温かい眼差しと高い倫理観を備え、放射線技術学における専門的な知識と技術を持ち、社会に貢献できる専門職業人を育成する。

卒業時の目標
ときわコンピテンシー
知性・感性・専門性・市民性

ディプロマ・ポリシー

高い倫理観と人の心に寄り添い
行動できる豊かな人間性を身につける

診療放射線学に関する専門知識と技術を習得し、
適切に実践できる能力を身につける

チーム医療を円滑に遂行できる
コミュニケーション能力を身につける

科学的思考力と創造的探究心を持ち、
医療の発展に寄与できる研究的態度を身につける