就職・キャリア
Employment / Career

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前身の短期大学も含め約1700名の卒業生が、兵庫県をはじめ日本各地の医療・教育現場で活躍中です。卒業生の中には、後輩の臨地実習指導を担当している人もいます。

POINT 1
経験豊富な専任教員と、国家試験対策専門の外部講師が連携し、4年間を通じた独自の国家試験対策プログラムを実施しています。模擬試験と解説講座を組み合わせた効果的な学習方法や、少人数制の強化学習会など、弱点を克服しながら理解を深め、知識の定着を目指します。
POINT 2
学生が主体的に国家試験対策に取り組めるよう、各学年から国家試験対策学生委員を有志で募り、担当教員と共に国家試験対策を企画・運営しています。学生同士だからこそ分かり合えるつまずきを共に乗り越え、学び合い、支え合いながら、全体で士気を高めて国家試験に挑みます。
POINT 3
国家試験対策の担当教員が模擬試験の結果を分析し、弱点克服のための学習方法などについて個別面談を行い、国家試験まで切れ目のない支援を提供。国家試験対策の担当教員だけでなく、臨地実習や看護学研究などで関わる学科のすべての教員に、学生が何でも相談できる環境を整えています。
毎年、近畿圏を中心に全国へ臨床検査技師を輩出しており、全国の病院・医療関係施設からの求人は学生数の約10倍。就職先は、病院や検査センター、健診センターのほか、治験支援・生殖補助医療など多岐にわたります。また大学院進学を選ぶ学生もいます。

学修意欲の向上
●大学での学び方について、基礎学力の向上
●成績データを基に国家試験に向けて基礎を固める
●グループワークで学ぶ実力をつける
●模擬試験(毎月)POINT 1
国家試験合格には、日々の授業での学修の積み重ねが重要です。本学では、毎年変化する国家試験に対応できる授業を普段から行っています。また、臨床検査技師国家試験出題基準改定検討会委員を務めた学科長が指揮を執り、日進月歩の医療界に対応する知見をいち早く取り入れた国家試験対策も充実しています。
POINT 2
国家試験に出題された問題を1問ずつ印刷したB6サイズのオリジナル教材「B6カード」のほか、10年分の国家試験問題をカバーした『括弧抜き問題集』を用意しています。また、本学独自の国家試験対策データベースもあり、自由にダウンロードして学びに利用できます。
POINT 3
1~3年次に基礎を固め、4年次は模試を毎月実施して力の定着を図ります。国家試験に向けて、個々の勉強スタイルに合わせて学べるように、様々な学修環境を用意。友人同士で教え合いながら学修できるハローホールのほか、じっくりと学修できる図書館、その中間の環境であるラーニングコモンズがあります。
卒業後は、神戸大学医学部附属病院や兵庫県立の病院をはじめ、病院・医療機関などへの就職が決まっています。 一方、より高度な専門知識を身につけるため、大学院進学を選んだ学生もいます。

POINT 1
国家試験出題科目のうち、基礎的な科目は1・2年次に履修します。そこで、学期ごとに実力テストを実施して、知識の定着と応用科目に備えた基礎固めを図ります。3・4年次には試験範囲を広げたCBT※や模擬試験を行うことで、各自の苦手分野を洗い出します。その結果を踏まえた対策授業で、4年間の学びの再確認をします。
POINT 2
授業で学んだ知識を実習で確認することを繰り返し、理解を深めることが国家試験合格につながります。3年次からは模擬試験とグループワークを定期的に実施します。これによって自分が理解できていない問題を明確にします。また、グループワークで問題を教え合うことを通して、知識の向上ならびに定着を図ります。
POINT 3
放射線取扱主任者とは、放射線を発生する装置や放射性同位元素を取り扱う施設で、放射線の取り扱いを監督するのに必要な資格です。第1種と第2種の放射線取扱主任者の国家試験の範囲は、診療放射線技師国家試験と重なる部分があり、前者を取得することが後者の試験対策にもなります。そのため試験対策講座を実施しています。
歯科衛生士の活躍の場はどんどん拡大しています。歯科診療所はもちろんのこと、口腔の健康に関連する企業や、研究・教育分野を目指した進学など、選択肢は様々。教員と学生支援課が、学生一人ひとりに向き合った進路指導を行っています。




合格率100%を目標に、3年次後半から本格的な国家試験対策をスタートします。教員に加え、4年次には学生から国家試験対策委員を選出し、国家試験合格をサポート。教員が効果的な時期に対策講座を実施するほか、学内外の模擬試験も提供しています。
本学では、全科目を専任教員が担当しているため、学生にとって質問しやすい環境です。国家試験を見据えた対策講座も開講し、理解を深めるための知識の整理方法やポイント学習を指導しています。また学生の成績に合わせて、個別指導も実施します。
国家試験対策委員の学生が中心になって、国家試験専用掲示板を用いて、国家試験に向けての伝達事項や勉強方法の指南を行います。また、就職委員会と連携し、「卒業生の話を聞く会」を定期的に開催し、先輩方の経験談やアドバイスを聞く機会を設けています。

卒業生の半数は、公立保育所や公立小学校、地方公務員、地方自治体外郭団体などに就職。私立幼稚園、私立認定こども園、私立保育所、社会福祉施設への就職を含むと、約9割が保育士・教員などの専門職として活躍しています。

1年次は基礎力、2年次は職域に応じた知識と実践力を養成。3・4年次は応用的実践力と専門性の向上・定着を図ります。
また3 年次からのキャリア指導では、学科専任教員が各コースの特性と学生一人ひとりに即した採用試験対策を行います。
POINT 1
教員採用試験に向けて、1年次からICTを活用したeラーニングで基礎学力の定着や学力向上、学習習慣の形成を進めています。
POINT 2
保育者志望にはピアノや模擬保育を指導し、中学校理科教員志望には実験実技を通じて指導法や技能を高めます。
POINT 3
教員採用試験に向けて、模擬保育・模擬授業の指導に加え、集団討論や面接対策も実施。現場経験豊富な教員が丁寧に指導します。
インタビュー看護師
京都大学医学部附属病院内定
2年生のインターンシップをきっかけに、教育・研修制度が充実した京都大学医学部附属病院を志望。勤務経験のある先生方や学生支援課の方の助言で、スムーズに就職活動を進められました。国家試験勉強で悩んだ時期も、先生の「自分のペースで」という言葉に励まされました。内定と国家試験の合格は、親身に導いてくださった先生方のおかげです。

医療検査学科
神戸市民病院機構内定
臨床検査技師と細胞検査士のダブルライセンス取得を目指し、勉強を最優先したため、就職活動は12月スタートに。学科と学生支援課の先生方の熱心なサポートのおかげで、内定を手にできました。今後は大学で学んだことを活かし、タスクシフト・シェアにも対応できる臨床検査技師を目指します。

診療放射線学科
近畿大学病院内定
国家試験に向けた模試の勉強が、そのまま採用試験対策にもつながりました。第一志望の近畿大学病院の試験に向けては、模試の復習を徹底。面接対策は、先生方の指導のもと、簡潔なアピール方法を練習しました。2期生で情報不足が不安でしたが、先輩方のレポートのおかげで安心して就職活動に臨めました。

口腔保健学科
浜松市(歯科衛生士)内定
大学時代のボランティア経験から、行政の歯科衛生士を目指しました。情報収集を徹底し、面接は大学と自宅で練習を重ねて自信をつけました。内定後は12月から模擬試験で国家試験対策を開始。大学で得た専門スキルと「人とのつながり」を活かし、住民の健康を支える歯科衛生士として貢献したいです。

こども教育学科 保育・幼児教育コース
洲本市(保育士)内定
高校時代の先生の言葉で保育士を目指し、大学では友人たちと励まし合いスキルを高めました。就職活動では、先生方がSPIや面接対策を熱心に指導してくださり、第一志望の洲本市に内定。落ち込んだ時も支えられました。今後は一人前の保育士となり、お世話になった方々に恩返ししたいです。

こども教育学科 義務教育コース
姫路市立(小学校教諭)内定
教員採用試験対策は4年生から開始。筆記は高校の教科書とeラーニングで効率的に、面接練習は丁寧かつ念入りに準備しました。3年次に教職を諦めかけたものの、ゼミの先生の言葉に励まされ再起。今後は、子どもたちと共に成長できる教師を目指します。

※掲載されている学生の学年は取材時のものです。