大学案内
About Tokiwa University

About Tokiwa University

学園創設117年。そのうちの半世紀以上を、神戸常盤大学は、地域に根付き、社会に応じた変化を続けてきました。
とりわけ、「医療」と「教育」という人の人生に深く関わる分野に力を注ぎ、希少性の高い3学部5学科(医療検査学科・診療放射線学科・看護学科・口腔保健学科・こども教育学科)を擁し、多様な領域で活躍する卒業生を数多く輩出してきたことは、本学が大きな誇りとするところです。近年、急速に変化する社会情勢の中で、人の「いのち」や「生き方」に深く関わる医療・教育の現場は、今まさに大きな転換点を迎えています。高齢化の進行、地域医療の課題、教育格差の拡大、ケアの限界など、日々私たちの暮らしの中で現実味を増し、解決が急がれる問題として浮き彫りになっています。
こうした複雑かつ困難な課題に立ち向かうために、本学は「社会とつながり、社会の中で学びを深める」教育を重視し、真に実践力のある“人財”の育成を目指しています。人を支えたいという強い志を持って集う学生たちが、その情熱を持続し、社会の第一線で活躍できるように、知識・技術の習得はもちろん、現実に立ち向かう行動力と自信を育む教育環境を、今後ますます充実させてまいります。

2025年度からは、看護学科を単独学部として再編成し、医療系学部のさらなる強化を図りました。これを新たな出発点とし、各分野の法人との連携・包括協定のもと、地域貢献活動にもいっそう力を入れてまいります。神戸常盤大学は、これまでも、そしてこれからも、 “地域になくてはならない大学”としての存在価値を高め、地域の方々と共に未来を切り拓く教育機関であり続けることを、私たちは強く誓います。
理事長
中村 忠司
本学は、2020年度に診療放射線学科を新設し、また2022年度には口腔保健学科を4年制とするなど、進化を続けてきました。そして2025年4月からは看護学科が学部として独立し、保健科学部、看護学部、教育学部の3学部編成となりました。看護学部では、変化する時代の要請に応え、人材育成の環境を整えてまいります。

また、本学は開学以来、教員と学生との距離が近い少人数教育により、学生の個性や資質に合わせたきめ細かな教育を実践してきました。今後は、ますます個人の能力が試される時代がやってきます。新学部では、以前から力を入れている地域活動や国際交流活動などを通して、より積極的に自身の能力を試す機会、また新たな試みにチャレンジする機会を設けています。そして大学全体として、卒業生を中心とする、リカレント教育(社会人の学び直し)の体制を整え、卒業後の学修支援をますます充実させていきます。本学での4年間が皆さんの未来を輝かしいものにすることを願い、私たちは全力で応援します。
学長
濵田 道夫 教授
