教育・研究支援
Education and research support

Education and research support
教職支援センターは、学生支援課やこども教育学科・看護学科と緊密に連携し、学生一人ひとりの夢の実現に向けたキャリア形成を全力でサポートしています。学生が自分の将来に対して主体的かつ意欲的に取り組めるよう、実践的な採用試験対策を通じて、将来の保育者や教育者としての資質とスキルを高めるための支援を行っています。
1次試験(教職・一般教養、専門教養)や2次試験(集団・個人面接、場面指導、模擬授業、論作文)に備えて、1年次からTokiwaʼsラーニング(eラーニング教材)によるICTを活用した基礎学力の定着、学力の維持向上や学修の習慣化を図っています。複数の指導者が丁寧に指導し、個々のニーズに応じた学力アップと弱点をフォロー。採用試験を突破する力を身につけます。
幼稚園・小学校・中学校理科教諭および養護教諭の免許状取得を目指す学生には、受験自治体の選択や効率的な受験対策に生かせるよう、兵庫県、神戸市、大阪府および関東圏を中心に、タイムリーな情報提供を行っています。また、採用試験対策に欠かせない過去問題集や参考書のほか、小学校と中学校で実際に使われる各種教科書なども揃え、いつでも閲覧できるように環境を整えることで、教員を目指す学生をサポートしています。
学生が、神戸市内の小学校・中学校にて経験を積むスクールサポーターや、子育て総合支援施設「KIT」での学習支援活動、さらに教育実習前の模擬授業など、様々な教育現場での活動をサポートしています。また、一足先に夢を叶えた先輩のリアルな声を聞く就職体験報告会も行っています。年齢の近い先輩から話を聞くことで、自分が教職に就いた姿をイメージし、採用試験突破へのモチベーションアップを図る機会としています。
教職支援センターで学んだ多数の卒業生の中から、こども教育学科義務教育コースでは132名(公立131名、私立1名)と看護学科の卒業生20名(公立18名、私立2名)が、兵庫県や神戸市、大阪市、横浜市など全国各地の教育現場で正規の小学校教諭・養護教諭として活躍しています。保育・幼児教育コースでは、公立を志望した56名が公立保育所・こども園・公立幼稚園で保育士・幼稚園教諭として活躍しています。この10年間で、彼らは次々と夢を実現しています。
(こども教育学科 4年)(松蔭高等学校・兵庫県)
小学生の頃からの夢だった小学校教諭を目指して神戸常盤大学に進学しました。教員採用試験では特に面接が不安でしたが、教職支援センターの職員や先生方の協力で十分な面接練習ができ、自信を持って試験に臨めました。また、教員を目指す仲間と参加した「STEP Project」では互いに小テストを作成し、理解が浅かった内容を教え合って、学びを深められました。このプロジェクトを通じて得た仲間からの多様な学び方やアイデアに触れることで、刺激を受けながら成長できたと思います。
※掲載されている学生の学年は取材時のものです。
Tokiwa'sラーニング(eラーニング教材)による、年間を通した全学年の学力向上プログラムを実施します。学生のニーズに合わせて「教職教養対策」、「基礎力養成」、「論作文・面接・討論対策」を実施します。複数の教員が支援する自主学習会を行い、学生が主体的に取り組むようにしています。
面接・小論文・実技・模擬授業などの対策を、3年次の早期受験も視野に入れて1年次からスタートします。元小中学校教諭や元校長など、現場経験豊富な教職員が一人ひとりを丁寧にサポートします。
保育や教科指導についての授業において異学年の交流を行います。採用試験対策や受験に際する注意事項、スケジュール管理などについて採用試験を経験した4年生と3年生が伝えあいを行うように支援します。
Tokiwa'sラーニング(eラーニング教材)による、年間を通した全学年の学力向上プログラムを実施します。また、模擬保育やピアノ実技など、保育士・公立幼稚園教諭試験に向けた実技対策を個別に丁寧に指導します。
子育て総合支援施設KIT(てらこや)における活動を学部の授業とタイアップして、学生のカリキュラム作りに関する指導及び支援を行います。1年生からゼミ形式の少人数授業を取り入れ、丁寧な指導をします。進路に応じて保育士・幼稚園教諭・小学校教諭・中学校理科教諭・養護教諭としての実践力の育成を図ります。
3年生の「教育実習指導」に関わり、模擬授業や実習の心得について学部教員と共に適切な指導を行っています。教職支援センターでは、小学校全科、中学校理科・保健体育の教科書を揃えています。発問の仕方、板書のポイントなど、教育現場に出たときに役立つ教材研究の方法を指導します。