保健科学部　口腔保健学科Department of Oral Health Sciences

神戸常盤女子高等学校では、4月17日、18日、25日の3日間にわたり、645人の生徒の歯科健診を行いました。

この健診には、歯科医師4名と歯科衛生士4名（神戸常盤歯科診療所所長および口腔保健学科の教員）が参加し、さらに口腔保健学科の2年生からなる11名の学生もボランティアとして参加しました。ボランティアに参加した学生たちは、事前に学習を行い、当日に備えました。

実際の現場での経験を通じて、普段の大学の授業では得られない学びを得ることができたと、実施後のアンケートに記載されています。これは、本学に歯科診療所があることの専門教育の強みを示すものと考えられます。

学生の中には、母校である高校のため、懐かしい恩師との再会を楽しむひとときもありました。高校の先生方は、学生たちの成長した姿を終始ほほえましく見守ってくださいました。高校の生徒たちにとっても、歯科衛生士を目指す先輩たちの様子が非常に興味深いものだったようです。

今年度は、歯科診療が必要な生徒たちが早めに本学歯科診療所に来院してくれました。今後は、高校の生徒たちにも歯科診療所から口腔の健康管理に関するさまざまな手厚いサービスを提供できると期待しています。