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後期授業の開始にあたって(学長メッセージ)

 


神戸常盤大学・神戸常盤大学短期大学部

学 長 濵田 道夫

 

新型コロナウイルス感染の終息が見えないなか、本学では学生・教職員の安全安心のため、様々な感染対策に努めてきました。さらにこのたび、7月から8月にかけ、全教職員が一体となり、1600人分のワクチンを確保し、職域接種に取り組みました。その結果、学生たちの85%超、教職員の約95%の接種率を実現し、地域における感染拡大の防止に寄与できたと考えています。

これから後期授業が本格的に始まります。学生たち、特に上級生は、これから臨地実習や国家試験、そして就職に向け、ますます集中的かつ高度な学修が必要となってきます。今回の高いワクチン接種率を実現できたのは、学生たちの学修への強い意志の表れであったと思います。

本学では、これまで感染対策に最大限の力を注ぎつつ、対面(面接)授業と遠隔授業を適切に組み合わせながら、学生たちの精神的な側面も含め、健全な学びの成長を支援してまいりました。

本年度の後期授業についても、ワクチン接種の成果と学生たちの高い意識を背景に、これまで通り、対面・遠隔の適切な配分のもと運営していきたいと考えています。

また本学では、感染症法に基づく登録衛生検査所としてのPCR検査センターを有しています。本学で陽性者の疑いを覚知したとき、基本的には所管保健所による検査と指導をふまえつつ、厚生労働省のガイドラインを越えた範囲まで対象を広げ、本学で検査を行い、感染リスク管理を確実に行っています。

なおホームページで公開している通り、本学関係者において陽性者を確認していますが、家庭内感染を除けば、全て学外での会食によるものと判断され、結果的に本学内での感染リスクは一切発生していません。

以上のことから、本学では、対面・遠隔のハイブリッド方式で授業を行い、PCR検査センターの最大限の活用、そして学生たちに対する健康管理の励行と、家族外との会食の禁止など、厳しい自己管理を求めつつ、学修機会の確保と感染対策に取り組んでまいります。