保健科学部 医療検査学科

Medical Technology

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高い国試合格率と就職率

取得可能資格とその後の進路・就職先

  • 臨床検査技師
    国家試験合格率

    96.3%

    近畿圏合格者1位(2024年度卒業生)

  • 2024年度就職率
    (国家試験合格者)

    100%

  • 細胞検査資格認定試験合格率

    100%

    (2024年度)
    (受験者12名/合格者12名)

  • 臨床検査技師養成の
    歴史と実績

    59

  • 臨床検査技師
    養成指定大学

    1

取得可能資格

  • 臨床検査技師国家試験受験資格
  • 細胞検査士資格認定試験受験資格
  • 第一種衛生管理者免許
  • 中級バイオ技術者認定試験受験資格
  • 遺伝子分析科学認定士試験受験資格

2024年度国家試験合格者数

78/81名(入学定員80名)

入学定員とほぼ同数の合格者!!

臨床検査技師合格率過去5年間の推移

本学は過去5年間毎年、全国平均合格率を大きく上回る合格率を維持しています。

在学中に受験資格が得られる進路

  • 臨床検査技師

    検体検査や生理検査を行う臨床検査技師を目指し、卒業後に国家試験に合格すると免許が取得できます。

  • 細胞検査士

    細胞検査士は、がん細胞を見つける専門技術を持ち、病院などでがんの早期発見に貢献します。

  • 第一種衛生管理者

    労働者の健康を守るための管理や教育を行い、指定科目を修得すれば国家試験が免除されます。

その他の卒業後の進路

  • 胚培養士

    不妊治療の専門職として生殖補助医療を行い、実務経験と検定試験を経て資格を取得します。

  • 進学

    大学院進学で専門性を高め、就職や海外での活躍の幅が広がり毎年、国立大学大学院への進学者がいます。

就職実績

毎年、近畿圏を中心に全国へ臨床検査技師を輩出しており、全国の病院・医療関係施設からの求人は学生数の約10倍。就職先は、病院や検査センター、健診センターのほか、治験支援・生殖補助医療など多岐にわたります。また大学院進学を選ぶ学生もいます。

主な就職先

大学病院

  • 神戸大学医学部附属病院
  • 兵庫医科大学病院
  • 大阪大学医学部附属病院
  • 大阪公立大学医学部附属病院
  • 関西医科大学附属病院
  • 近畿大学病院
  • 京都大学医学部附属病院
  • 和歌山県立医科大学附属病院
  • 藤田医科大学病院
  • 信州大学医学部附属病院
  • 金沢大学附属病院
  • 島根大学医学部附属病院
  • 千葉大学医学部附属病院
  • 奈良県立医科大学附属病院

国立病院

  • 近畿中央呼吸器センター
  • 姫路医療センター
  • 舞鶴医療センター
  • 鹿児島医療センター

公立病院

  • 兵庫県立尼崎総合医療センター
  • 兵庫県立西宮病院
  • 兵庫県立こども病院
  • 兵庫県立がんセンター
  • 兵庫県立加古川医療センター
  • 兵庫県立はりま姫路総合医療センター
  • 兵庫県立淡路医療センター
  • 兵庫県立丹波医療センター
  • 栃木県立がんセンター
  • 神戸市立医療センター中央市民病院
  • 神戸市立西神戸医療センター
  • 神戸市立医療センター西市民病院
  • 明石市立市民病院
  • 加古川中央市民病院
  • 北播磨総合医療センター
  • 西宮市立中央病院
  • 市立伊丹病院
  • 宝塚市立病院
  • 三田市民病院
  • 赤穂市民病院
  • 西脇市立西脇病院
  • 公立豊岡病院組合
  • 市立池田病院

一般病院

  • JCHO神戸中央病院
  • 姫路赤十字病院
  • 神戸赤十字病院
  • 大阪赤十字病院
  • 松山赤十字病院
  • 高知赤十字病院
  • 沖縄赤十字病院
  • 大阪府済生会中津病院
  • 大阪府済生会吹田病院
  • 済生会兵庫県病院
  • 関西ろうさい病院
  • 大阪ろうさい病院
  • 神戸労災病院
  • 愛媛労災病院
  • 神戸徳洲会病院
  • 野崎徳洲会病院
  • 南部徳洲会病院
  • 高砂西部病院
  • 神戸掖済会病院
  • 川崎病院
  • 甲南医療センター
  • 神戸朝日病院
  • 隈病院
  • ときわ病院
  • ときわ病院
  • 明和病院
  • 多根総合病院
  • 愛仁会 明石医療センター
  • 愛仁会 千船病院
  • 愛仁会 高槻病院
  • 大阪警察病院
  • 淀川キリスト教病院
  • 神戸協同病院
  • 北摂総合病院
  • 近畿中央病院
  • 協和会 川西市立総合医療センター
  • 大阪回生病院
  • 西宮協立脳神経外科病院

検査センター

  • 兵庫県臨床検査研究所
  • 協同病理 
  • 近畿予防医学研究所 オー・ピー・エル
  • メディック
  • エスアールエル
  • LSIメディエンス
  • ピーシーエルジャパン
  • ファルコバイオシステムズ
  • 大阪血清微生物研究所
  • 保健科学研究所
  • 札幌臨床検査センター

健診センター

  • 兵庫県予防医学協会
  • 兵庫県厚生農業組合連合会
  • 姫路市医師会
  • 大阪府結核予防会
  • 近畿健康管理センター
  • 半田市医師会 健康管理センター
  • 加古川総合保健センター

クリニック

  • 中院クリニック
  • 白井内科クリニック
  • 岩下内科クリニック

企業(検査)

  • 日本食品エコロジー研究所

企業(治験支援)

  • イスモ
  • EP綜合
  • アイロムグループ

生殖補助医療クリニック

  • 英ウィメンズクリニック
  • オガタファミリークリニック
  • リプロダクションクリニック大阪

大学院進学

  • 神戸大学
  • 大阪大学
  • 名古屋大学
  • 信州大学
  • 東北大学
  • 宮崎大学
  • 鳥取大学
  • 九州大学
  • 岡山大学
  • 鹿児島大学
  • 東京科学大学
  • 富山大学

臨床検査のスペシャリストが丁寧に指導

医療検査学科の教員18名のうち多くが臨床検査技師などの専門資格を持ち、現場経験や最新技術に基づいた授業を行っています。専門性の高い教員による丁寧な指導が特長です。

60施設を超える豊富な実習先

基礎知識や技術の臨床応用を学び、検査情報を用いた病態解析を実践します。臨床検査技師としての役割や責任を理解し、医療人としての自覚や礼儀、患者への配慮も身につけます。

実習施設

  • 兵庫県立尼崎総合医療センター
  • 関西ろうさい病院
  • 市立伊丹病院
  • 近畿中央病院
  • 川西市立総合医療センター
  • 兵庫県立西宮病院
  • 西宮市立中央病院
  • 宝塚市立病院
  • 市立芦屋病院
  • 三田市民病院
  • 明和病院
  • 甲南医療センター
  • 神戸労災病院
  • 神戸大学医学部附属病院
  • 神戸市立医療センター中央市民病院
  • 神戸市立医療センター西市民病院
  • 川崎病院
  • JCHO神戸中央病院
  • 神戸朝日病院
  • 済生会兵庫県病院
  • 兵庫県立こども病院
  • 神戸掖済会病院
  • 神戸赤十字病院
  • 神戸徳洲会病院
  • 神戸市立西神戸医療センター
  • 国立神戸医療センター
  • 兵庫県立がんセンター
  • 明石市立市民病院
  • 愛仁会 明石医療センター
  • 兵庫県立淡路医療センター
  • 兵庫県立加古川医療センター
  • 加古川中央市民病院
  • 高砂市民病院
  • 市立加西病院
  • 西脇市立西脇病院
  • 北播磨総合医療センター
  • ときわ病院
  • 兵庫県立はりま姫路総合医療センター
  • 姫路赤十字病院
  • 姫路医療センター
  • 姫路市医師会
  • 高砂西部病院
  • たつの市民病院
  • 赤穂市民病院
  • 大阪医療センター
  • 淀川キリスト教病院
  • 大阪警察病院
  • 大阪赤十字病院
  • 大阪公立大学医学部附属病院
  • 大阪医科薬科大学病院
  • 大阪大学医学部附属病院
  • 野崎徳洲会病院
  • 大阪府済生会中津病院
  • 大阪府済生会吹田病院
  • 愛仁会 千船病院
  • 多根総合病院
  • 北摂総合病院
  • 市立池田病院
  • 大阪ろうさい病院
  • 堺市立総合医療センター
  • 滋賀医科大学医学部附属病院

※太字の施設は、本学卒業生の就職実績があります

生理機能検査学実習室
細胞培養室

最新機器が揃う実習室や実験室

1000時間以上の実習・演習を通じて、知識だけでなく実技も習得します。最新の検査機器を備えた実習室で、超音波検査などの臨床機器やディスカッション顕微鏡を使い、実践的な学びを深めます。

形態系実習室
分析系実習室

一人に1台顕微鏡を用意

実習では機器操作を確実に習得できるよう環境を整備し、学生一人に顕微鏡を用意するなど充実した設備を用意。分析装置も多数そろえ、細胞検査士を目指す学生には専用の機材を貸与しています。

02

充実した細胞診
トップレベルの合格率

臨床検査技師と細胞検査士の
ダブルライセンス取得可能
―「細胞検査士」を養成する特別コース―

細胞検査士とは?

細胞検査士は、顕微鏡で正常な細胞の中から「がん細胞」を探し出す高度な知識と専門技術を持つ臨床検査技師に与えられる資格です。医療が進歩し、がんは早期に発見すれば治る病気になりました。医療現場でがんの早期発見に寄与しているのが細胞検査士です。

喀痰にて発見されたがん細胞

全国トップクラスの合格率
2024年度は100%

医療現場で活躍中の細胞検査士や細胞診専門医に加え、専門知識や技術を有する教員が学生を指導。合格率、合格者数だけでなく1次試験・2次試験の得点率も全国トップクラスを誇ります。

臨床検査技師と細胞検査士の
ダブル取得が可能

一般的に、細胞検査士になるには、臨床検査技師として病理勤務実績を1年以上積んだ後、認定試験に合格することが必要です。本学では、細胞検査士養成課程を用意しており、卒業と同時に臨床検査技師資格と細胞検査士資格を取得することが可能です。近畿の4年制大学では本学が2008年に初めて細胞検査士養成課程を設立し、これまでに172名を社会に送り出しています。

細胞検査士認定試験合格体験記

細胞検査士を目指す日々

臨床検査技師だけでなく細胞検査士も目指せる養成課程があるのは入学前から知っていました。その道に進もうと決めたのは実際に大学で学び始めてから。授業を通じて生体の特長を捉えることに関心が高まり、死亡率の高い疾患である、がんの早期発見に貢献できる仕事に就きたいと思い始めました。また同じバスケットボール部に所属していた先輩が細胞検査士の資格を取られたことも刺激になりました。

神戸常盤大学の授業や実習はかなりレベルが高いといえるでしょう。現役で活躍する細胞検査士の先生が病院から来られて教えてくださることもあり、毎回実践的な授業が展開されます。その内容が認定試験対策につながることも数多くありました。ただ、万全を期して勉強していても試験直前は不安になるものです。そんな時に心の内を聞いてくださったのが先生方です。相談に行くたびに「それだけ勉強しているのだから絶対に大丈夫!」と励ましていただきました。

大学生活を振り返ると本当に充実した日々だったと言い切れます。養成課程が始まる4年次はかなり忙しい毎日でしたが、自ら望んだ道だったので勉強を苦に思ったことは一度もありません。細胞検査士はがん死亡の減少を目指す仕事です。常に正確な診断を実践し一人でも多くの患者さんが助かるように、社会人になってからも学び続けていきます。

織田 聖志
(2020年3月卒業生)

03

14年連続で国際発表
日本代表学生へ選抜

シンポジウムや研修など
海外での経験も積める

本学は全国で唯一、2012年から14年連続で医療検査学科の学生が国際学生シンポジウムの日本代表に選ばれており、海外経験のある教員による英語プレゼン指導や海外研修など、学生の国際的成長を支える体制が充実しています。

坂本教授や鈴木教授など国際的に活躍する教員が在籍しており、授業や日常の会話を通じて学生の国際意識が自然と育まれています。

  • 世界学生フォーラム
    2014年:台北市、2018年:フィレンツェ市、2022年:ソウル市
  • アジア国際学生フォーラム
    2017年:プサン市
  • 日韓学生フォーラム
    2012,2013,2014,2015,2016,
    2019,2020,2021,2023,2024,2025年
    (日本又は韓国で開催)