国際交流センター

沿革

ネパールとの交流

ネパールとの交流は、本学同窓会会長と「ハチガンダ福祉協会」の会長をつとめるシバ・クマール・ライ先生が、日本でのJICAプログラムで出会い、親交を深めたことがきっかけになる。

1997年 本学同窓会とネパール政府公認NG0「ハチガンダ福祉協会」と交換研修生派遣制度の覚書締結。
1999年 本学同窓会と後援会の支援を得て、隔年に研修生を相互に派遣・受け入れを行う交換研修生派遣制度開始。
2002年 TEC(Tokiwa Extension Center)開設。
TECが主体となって交換研修生派遣制度開始。
2005年 国際交流派遣研修生選考規程施行。
感染症・眼疾患診療所/医学研究・教育研修センター設立。
カトマンズ市郊外パタン地区住民健康調査Ⅰを実施。
2006年 シガン健康財団との交流覚書。
カトマンズ市郊外パタン地区住民健康調査Ⅱを実施。
2007年 カトマンズ市郊外ジョホール村環境調査を実施。
2008年 ポカラ市郊外パトネリ村住民健康・環境調査を実施。
2013年 デタール村歯科保健調査を実施。
ネパール:診療所の様子
ネパール:小学校の様子

大学コンソーシアムひょうご神戸での国際交流事業

2009年 フェーズⅡ フィールドワーク医療系プログラム(アメリカ、ネパール)
<看護コース、医療検査コース>開始。
以降毎年研修生派遣を行う。
2012年 フェーズⅡ フィールドワーク医療系プログラム(アメリカ)
<歯科衛生士コース>開始。
以降毎年研修生派遣を行う。
ボストン:総合病院で自動搬送装置のレクチャーを受けている様子

国際交流センター開設

2013年 国際交流センター開設
国際交流及び教育研究の充実・発展を一層図るため、TEC(Tokiwa ExtensionCenter)国際交流部を発展的に解消し、国際交流センターを開設。
ボストン:マサチューセッツ総合病院見学風景

目的

実学を重んじる建学の精神のもと、本学の国際化・国際交流及び教育研究活動を推進することを目的とする。

活動内容

1.ネパール交換研修生派遣制度

感染症・眼疾患診療所/医学研究・教育研究センター(Shiba Kuti)を研修拠点として首都カトマンズの医療、教育関係施設などの見学を行う。研修生は福祉協会会員宅においてホームステイしながら自国の文化を再認識し、異なる文化・宗教・習慣・価値観等を学ぶ。本学と姉妹提携を結んでいるネパール医科大学やKIST技術系大学において学生同士の交流も行っている。このような体験で得たことを研修発表という形で具体化している。

2.大学コンソーシアムひょうご神戸への研修プログラムの開放

看護、医療検査コース

日本と比較して医療施設や保健施設が整っていないネパール、もしくは先端医療技術を用いて高度な医療を提供しているアメリカのいずれかを選択して訪問する。事前研修において訪問先の医療、保健事情について学び、予め日本との比較を行ったうえで現地を訪問する。帰国後は事後研修にて訪問報告及び討論会を実施し、各国の理解を深める。

口腔保健コース

歯科衛生士発祥の地であるアメリカの歯科衛生士養成機関と歯科医療に関わる企業を訪問する。参加学生は、アメリカの歯科衛生士教育や歯科衛生士の業務内容をあらかじめ学習する。学生交流や講演会を通して、アメリカの歯科衛生士の教育と業務内容を理解する。
大学コンソーシアムとは、事業を共同で行うために近隣の大学などが集まった組織。

研修生からの報告

ネパール研修で感じたこと

2012.12.22(土)~2012.12.29(土)
医療検査学科4年 山崎 聡美

研修では、警察病院・大学病院・教育施設の見学に加え、同年代の学生たちとの交流やホームステイを通して異文化の生活を体験してきました。医療・衛生面ではまだまだ課題が多く、感染症・電気不足・環境問題など、様々な問題が深刻化し多国からの協力が必要な国であるといえます。しかし、生活が不便であっても表情は明るく毎日を無駄なく精一杯生きる姿勢や、古い家並み・数々の世界遺産・豊かな自然などは日本には薄れかけているものであり、ネパールの誇れる部分ではないか、とこの研修を通して感じました。
ネパールを訪れ、自分がどれだけ恵まれているかを痛感しました。
今回の研修を体験だけで終えるのではなく、もっと経験を積み世界に視野を広げ、立派な臨床検査技師として協力できる立場になりたいという思いが芽生えてきました。今回の研修目的である学びの原点・生きる原点を学び、たくさんの方のおかげで自己成長にも繋がる貴重な経験ができたことに心から感謝しています。

海外研修で感じたこと

2013.9.9(月)~2013.9.13(金)
医療検査学科4年 西尾 勇佑

私はコンソーシアムひょうご神戸のフェーズⅡ医療系研修プログラムで3年時にネパール、4年時には選択科目の国際保健医療活動IIでボストンの研修に参加しました。参加した理由は、もともと海外に興味があり、ゆくゆくは海外で働きたいと考えていたからです。
この研修でネパール、アメリカと日本の医療を比較でき、日本の医療を客観的にみることができました。また実際に現地で研修を行い、自分の先入観からか、考えていたことと違うことがたくさんあり驚きました。つまり、実際に現地に行って自分の目で見て、肌で感じることが非常に重要なことだとわかりました。
医療系の研修ですが、医療研修や勉強だけではありません。その国の人々との交流や文化に触れることも非常に重要な研修の一つです。その国の人々や文化について理解することは、その国で展開されている医療について理解する一助になるからです。私たちは現地の学生との交流や自由行動で積極的に文化に触れようとしました。
ネパール、アメリカ研修ともに約10日という期間でしたが、非常に内容が濃く、得た事の多い研修でした。私はこの研修で得た貴重な経験の数々を今後に活かし、自分の視野を広げた日本の臨床検査技師として、世界で活躍できるように努力していこうと思います。