保健科学部 医療検査学科Medical Technology

カリキュラム

注目のカリキュラム

国際保健医療活動Ⅱ

保健医療体制は各国独自ですが、日本は世界のなかでも保険医療制度が充実しています。本科目では事前学修とアメリカ又はネパール研修後の報告・討論会を通して保健医療の現状を理解し、日本の保健医療体制の優れた点とこれから私達が行うことを考えます。

国際保健医療活動

遺伝子・染色体検査学実習

遺伝子に含まれる情報を解析し、その異常を検査する技術を学修します。実習ではコロナウイルスの診断に利用されるPCR検査はもちろんのこと、実際の癌細胞を用いた遺伝子解析、病原菌の薬剤耐性遺伝子の検出や染色体検査を行い、臨床で必要な手技だけでなく、倫理的配慮についても考えていきます。

遺伝子・染色体検査学実習

教育スケジュール

1 年次

豊かな人間性を育み、大学生としての学びのスタイルを確立することを目的とした教養分野に加え、基礎医学・生命科学の学修を通して科学的思考力を養います。専門分野に羽ばたくための確かな基礎を身につける時期です。

2 年次

1 年次に身につけた基礎知識や科学的思考力を基盤として、基礎医学系の専門基礎科目をさらに深めるとともに、臨床検査の各領域に関する講義と学内実習で専門知識・技術を体系的に学びます。
2 年次からは実習科目も増え、白衣を着て実習に打ち込む毎日です。

3 年次

臨床検査の専門領域の学修をさらに深めつつ、これらの検査結果が疾患の診断や治療にどのように反映されるかを実践的に学びます。また保健・医療や予防医学について学ぶ科目や、研究のための基礎知識や研究的態度を養う科目など、盛りだくさんな内容です。さらに医療施設での臨地実習を通して、学内で学んだ各領域の検査が実際の医療の現場でどのように活かされているかを体験し、医療チームの一員としての自覚を深めます。

4 年次

4 年次は「卒業研究」を中心とした科目群で、これまでに学んできた知識と技術を確実なものとし、臨床検査学の発展に寄与できる思考力・問題解決能力や研究能力を身に付けます。あわせて、国家試験合格と各自の資質に合った就職をめざし、学修の総仕上げを行います。