看護学部 看護学科

Nursing

学科長メッセージ

~あなたの看護がココからはじまります~

看護学科は令和7年4月より看護学部看護学科として生まれ変わりました。
本学は、“人のための人になる”ことを実現するために、医療・看護、教育の専門職を目指す人たちが集います。 

看護は対象となる人の健康やより良い生活を支援しますが、超高齢社会を迎え、看護の活動の場は広がり、役割や働き方も多様化しています。また人生100年時代、生涯を通じて学び続け、全ての人が活躍できる社会の実現に向けて、新たな看護のあり方を創造していく必要があります。看護学部では感性と知性、幅広い人間性を備え、的確な看護判断と実践のための基礎的能力を養うことはもちろん、時代の変化に応じた責務を果たすための基盤づくりのお手伝いをします。

「看護師になる」がゴールではなく、「看護師になってどうなりたいか」を考え、本学看護学部で培った看護のマインドを活かし、自分の人生を充実した楽しいものにしていきましょう。

看護学を系統的に学び
実習で臨床力を高める

看護学を系統的に学ぶ

本学科では、「看護学の基本→展開→臨床→発展」という系統的なカリキュラム編成の中で、特に臨床力(多様な現実を読み取り、考え行動する力)を高めていくことに力を注ぎます。入学してすぐの4月には、病院での実習を計画しています。まだ看護についてほとんど学修していませんから、看護師さんの後ろについてケアを見学したり、患者さんの入院生活についての話を聞いたり、また、チーム医療を見学します。看護の現場の素晴らしいところや気になるところなど、みなさんが早期に新鮮な目で見てきたことや感じたことなど、その「看護活動基礎実習」での体験を、その後の理論学習に役立てていきます。その時には、看護学の専門教員全員が臨地に出向きみなさんをサポートします。

本格的な看護学実習は3年次の後期から。マンツーマン指導で、一つの施設に4~5人を限度とする少人数制で、みなさんが現場でさまざまな経験を重ねられるようにしています。さらにすべての実習を終えた後、4年次に、自分の選んだテーマごとの「課題別総合実習」を計画しています。たとえば、クリティカルケアのために、救急外来や手術室、ICU(集中治療室)、さらには母子支援のための助産院やこども病院等で自分の課題に向かっての実習です。

4年間の大学生活を支えるチューター制度

本学科では、他の学科にはない「チューター制度」を取り入れています。クラス担任の先生とは別に、専任の先生たちが教育者・研究者としての立場から学生数人を学年ごとに4年次まで受け持ち、少人数で関わりながら、一人ひとりとの対話を大切に、みなさんの4年間を縦断的にサポートします。

国際的視野を備えた
幅広く活躍できる看護専門職を
目指す

取得可能な、看護師国家試験・保健師国家試験受験資格と共に、養護教諭一種免許状により、病院だけでなく在宅や地域への「継続看護」や、一人の人が最期までその人らしく健康に生きられるように生活を支えていく「総合看護」などが実践できる看護専門職を目指します。さらに大学院へ進学し、より専門性を持ったスペシャリストとして社会に貢献できるように、また国際的な分野での様々な活躍も期待できます。

尾﨑 雅子(おざき まさこ)

看護学部 看護学科 学部長・学科長

教員紹介