学部・学科長メッセージ

学部長メッセージ

知を磨き情意を培い、チーム医療の実践を目指す

超高齢化と少子化の現代、医療には健康長寿の実現や多様なニーズに的確に対応できる力が求められています。言いかえると最先端の高度医療への対応とともに、人々が暮らしながら治療・介護を受ける地域包括ケアにも応え得る人材を必要としているのです。

保健科学部は、医療検査学科と看護学科から成りますが、それぞれは学士課程として、豊かで多彩な教養科目群を学修しつつ、検査学や看護学の専門性を深く学び、このような時代のヘルスケアニーズに対応できる医療専門職を目指しています。

そのためには、「チーム医療」の実践が重要な鍵となります。それぞれの職種が役割と機能を存分に用い協働し、その総和以上の力を発揮することで人々の生活の質の向上(QOL)に貢献できるからです。

本学部で、大いに学び、検査学・看護学を深め、"いのち"に対する豊かな感性と知性を磨いてください。

副学長・保健科学部 学部長
鎌田 美智子 (かまだ みちこ)教授

学科長メッセージ

確かな知識と技術、豊かな心を持つヒューマンケアのプロを目指す

看護専門職を目指して看護学を学び進めるときの中核となる内容が、ケア/ケアリングという考え方です。相手のことを尊重しながら、持っている能力を引き出したり、痛みや不安を癒したり、そして、自分自身も相手の影響を受け、お互いに成長していけるような関わりが大切となります。その中で、看護の対象となる人々が人間らしく健康的な生活を送る権利があるということを忘れず、人々の抱える"苦痛や苦悩"を受けとめ、理解する姿勢を培っていきます。人の尊厳を守り、健康という側面から自己実現を助けるためのマインドとスキルを備えた専門職を目指してほしいですね。

看護学を系統的に学び実習で臨床力を高める

看護学を系統的に学ぶ

本学科では、「看護学の基本→展開→臨床→発展」という系統的なカリキュラム編成の中で、特に臨床力(多様な現実を読み取り、考え行動する力)を高めていくことに力を注ぎます。入学してすぐの4月には、病院での実習を計画しています。まだ看護についてほとんど学修していませんから、看護師さんの後ろについてケアを見学したり、患者さんの入院生活についての話を聞いたり、また、チーム医療を見学します。看護の現場の素晴らしいところや気になるところなど、みなさんが早期に新鮮な目で見てきたことや感じたことなど、その「看護活動基礎実習」での体験を、その後の理論学習に役立てていきます。その時には、看護学の専門教員全員が臨地に出向きみなさんをサポートします。

本格的な看護学実習は3年次の後期から。マンツーマン指導で、一つの施設に4~ 5人を限度とする少人数制で、みなさんが現場でさまざまな経験を重ねられるようにしています。さらにすべての実習を終えた後、4年次に、自分の選んだテーマごとの「課題別総合実習」を計画しています。たとえば、クリティカルケアのために、救急外来や手術室、ICU(集中治療室)、さらには母子支援のための助産院やこども病院等で自分の課題に向かっての実習です。

4年間の大学生活を支えるチューター制度

本学科では、他の学科にはない「チューター制度」を取り入れています。クラス担任の先生とは別に、専任の先生たちが教育者・研究者としての立場から学生数人を学年ごとに4年次まで受け持ち、少人数で関わりながら、一人ひとりとの対話を大切に、みなさんの4年間を縦断的にサポートします。

国際的視野を備えた幅広く活躍できる看護専門職を目指す

取得可能な、看護師国家試験・保健師国家試験受験資格と共に、養護教諭一種免許状により、病院だけでなく在宅や地域への「継続看護」や、一人の人が最期までその人らしく健康に生きられるように生活を支えていく「総合看護」などが実践できる看護専門職を目指します。さらに大学院へ進学し、より専門性を持ったスペシャリストとして社会に貢献できるように、また国際的な分野での様々な活躍も期待できます。

保健科学部 看護学科長
長尾 厚子 (ながお あつこ)教授