教育学部 こども教育学科Childhood Education

カリキュラム

カリキュラムは、大きく基盤教育分野、専門基礎分野、専門分野、専門発展分野から成っており、1 年次から四つの分野を学びます

保育・幼児教育コース

豊かな人間性と理念に裏付けされた実践的な教育力をもち、新しい時代や社会に対応できる 質の高い保育士

義務教育コース

豊かな人間性と理念に裏付けされた実践的な教育力をもち、新しい時代や社会に対応できる 質の高い教員

注目のカリキュラム

音楽(共通)

保育者・教員として音楽表現に必要な演奏技術の習得を目標として、自然な発声法やピアノなど弾き歌いや鍵盤楽器の基礎的な奏法を習得し、こどもの動きやこどもの状況に対応できる技術を身につけます。また、読譜の力を身につけ、童謡・唱歌の歌詞を深く理解・把握するなど言語・音楽表現を結びつける保育展開も学びます。自宅に楽器がなくても学内の音楽室にあるピアノで練習することができます。

音楽(共通

基礎研究・専門研究(共通)

1年次からの基礎的な学問及び研究方法の修得をふまえ、学生個人が研究テーマと教員を選び、専門的理論や技術の構築を目指します。
4年間の学びの集大成として、自分が取り組んできたテーマを卒業研究の成果物として発表します。

卒業研究(共通)

子どもの保健(保育・幼児教育コース)

こどもたちの活動は大変活発なものです。しかし、事故やケガ、病気などに対しての意識や抵抗力は弱いものです。こどもたちの健康や安全にかかわる保健活動の計画づくりや、活動の在り方などについて学びます。様々な活動において生じるアクシデントを想定し、緊急時のケガや体調不良時の対応、心肺蘇生法など、保育と看護の両面から、予防や適切な応急処置について学びます。

子どもの保健(保育者養成コース)

教科指導法(義務教育コース)

小学校中学校教育における「分かる」「できる」という実感をこどもたちが感じ取れるような授業づくりを目標にして授業を行います。新学習指導要領の十分な理解、こどもたちと一緒に考えることのできる教材研究の方法、ICTの活用等を含む効果的な指導法の検討、学習指導案の作成などの基礎的な学びから始めます。さらに模擬授業を行い、板書や発問などの指導技術を身につけます。

教科指導法(教員養成コース)

教育スケジュール

全体としてのカリキュラムの考え方は、教養分野、専門基礎分野、専門分野、専門発展分野から成っており、1 年次から四つの分野を学びます。

1 年次

保育・教育に携わる専門職の土台として、教養科目を学び、同時に保育と教育の原理、教職論、発達心理学などの専門基礎科目も学びます。体験学習と講義で、こどもに関する基礎的な知識やこどもを取り巻く環境について学びます。
1年次から採用試験と就職に向けて学科の教員も全力でサポートを行います。

2 年次

保育士・教員としての専門知識やこどもに関わるための技術を学び、専門職としての理解を深めていきます。
めざす進路に応じて専門科目と実習の場を選択し、それぞれについての基礎実習を行なうことで実践的な保育・教育を学んでいきます。

3 年次

保育所実習や幼稚園・小学校実習などが本格化し、現場での実習やそれに備えた学習が中心となる学年です。現場で実際にこどもたちと触れ合うなかで、自分に何ができるかを確かめ新たな課題を発見しながら専門性を延ばしていきます。

4 年次

4年間の総仕上げとして、進路に応じた実習を行ない、より発展した専門知識を学びます。
また、各自でテーマを設定して、卒業研究に取り組むと共に、自分の夢を現実にかえる1年です。ワンランク上の自信をつけて各自の進路をめざします。