保健科学部 看護学科Nursing

卒業生インタビュー

社会で挑戦し続ける卒業生からのメッセージをご紹介します。

小児科の看護を軸に救急外来にも対応、リーダーを目指してこれからも勉強あるのみ。

看護師

現在、小児科の看護を担当しながら救急外来にも対応しています。どちらも大学時代から希望していた領域で、学科の先生に「急性期病院が向いている」と言っていただき今の病院に就職しました。小児科では治療に向かう患者さんに寄り添い、手術前の子どもには不安を和らげるためにおもちゃの医療用具などを使って説明することもあります。救急外来は入職後1年で応援に入り始め、最初だけ先輩のそばで学んだ後は実際に救急の現場に立って経験を積みました。

働き始めて今年で4年目。職場では上の立場の役割も求められるようになりました。リーダーとして自立した後は、管理者、教育者のいずれかを目指す予定ですが、まだまだ学ぶことはたくさんあるので、さらに成長できるようにこれからも走り続けます。

中原 和真さん

中原 和真さん
神戸市立医療センター中央市民病院
保健科学部 看護学科
令和元年度卒業

相手に寄り添う「傾聴」の姿勢を大事にして、住民の方々から信頼される保健師に。

保健師

現在、加古川市役所に勤務し、母子保健を担当しています。乳幼児健診や乳児家庭全戸訪問では保護者からの相談に対応しており、その時に心がけているのが相手に寄り添う傾聴の姿勢です。新人の頃は「力になりたい」という思いが前に出すぎることもありましたが、大学時代の実習体験を思い出し、職場の先輩をお手本にしながら、適度な距離感でコミュニケーションを取ることの大切さを改めて感じています。

自治体で仕事をする魅力は、病院にかかる前の段階で地域の皆さんを支援できるところです。相談を受け、悩みをお聞きして確かなサポートができれば、住民の方々の健やかな暮らしに貢献できます。「困ったことがあればこの人に相談しよう」そう思ってもらえる保健師を目指してこれからも頑張ります。

寺本 綾乃さん

寺本 綾乃さん
加古川市 こども部 育児保健課
保健科学部 看護学科
令和3年度卒業

子どもの僅かな変化に気づけるように、日々先生方とのコミュニケーションを大切に。

養護教諭

大学時代の臨地実習では、疾患のことだけでなく患者さんの家族や日常生活なども把握して看護にあたる大切さを学びました。そうした"全体像"を捉えることは養護教諭にも共通します。
例えば、子どもが腹痛を訴えた時は、便秘や冷えによるものか、勉強の不安からなのか、いろいろ話を聴いて判断します。また、子どものちょっとした変化にも気づけるように、日頃から担任の先生と話をしてみんなの普段の様子を知っておくことも大事だと感じています。

私が勤める学校では養護教諭はただ一人で、すべてを抱え込みがちになります。だからこそ、教職員の方々と何でも相談し合える関係を築くように心掛けています。風通しの良さは居心地のいい学校づくりにつながりますし、そうした環境で子どもたちを迎えたいと思っています。

原﨑 萌美さん

原﨑 萌美さん
福井市殿下幼小中学校
保健科学部 看護学科
令和元年度卒業