保健科学部 医療検査学科

Medical Technology

カリキュラム全行程

  1. 1年次

    学修意欲の向上

    ●大学での学び方について、
     学科教員(チューター)
     による個別指導
  2. 2年次

    基礎学力の向上

    ●成績データを基に
     学科教員による個別指導
  3. 3年次

    国家試験に向けて基礎を固める

    ●グループワークで学ぶ
     (国試問題の解説作成、クイズ作成)
    ●模擬試験を実施
    ●学科教員と国試対策担当教員
     による個別指導
  4. 4年次

    実力をつける

    ●模擬試験(毎月)
    ●国試対策授業
    ●卒業研究担当教員と国試対策
     担当教員による個別指導

国家試験対策サポート

POINT 1

国家試験を見定めた授業

国家試験合格には、日々の授業での学修の積み重ねが重要です。本学では、毎年変化する国家試験に対応できる授業を普段から行っています。また、臨床検査技師国家試験出題基準改定検討会委員を務めた学科長が指揮を執り、日進月歩の医療界に対応する知見をいち早く取り入れた国家試験対策も充実しています。

POINT 2

オリジナル教材を用意

国家試験に出題された問題を1問ずつ印刷したB6サイズのオリジナル教材「B6カード」のほか、10年分の国家試験問題をカバーした『括弧抜き問題集』を用意しています。また、本学独自の国家試験対策データベースもあり、自由にダウンロードして学びに利用できます。

POINT 3

最適な学修環境が選べる

1~3年次に基礎を固め、4年次は模試を毎月実施して力の定着を図ります。国家試験に向けて、個々の勉強スタイルに合わせて学べるように、様々な学修環境を用意。友人同士で教え合いながら学修できるハローホールのほか、じっくりと学修できる図書館、その中間の環境であるラーニングコモンズがあります。

注目のカリキュラム

国際保健医療活動Ⅱ

保健医療体制は各国独自ですが、日本は世界のなかでも保健医療制度が充実しています。本科目では事前学修とアメリカ又はネパール研修後の報告・討論会を通して保健医療の現状を理解し、日本の保健医療体制の優れた点とこれから私達が行うことを考えます。

遺伝子・染色体検査学実習

遺伝子に含まれる情報を解析し、その異常を検査する技術を学修します。実習ではコロナウイルスの診断に利用されるPCR検査はもちろんのこと、実際の癌細胞を用いた遺伝子解析、病原菌の薬剤耐性遺伝子の検出や染色体検査を行い、臨床で必要な手技だけでなく、倫理的配慮についても考えていきます。

ピックアップカリキュラム

全国トップクラスの合格率

通常、細胞検査士受験資格を得るには、臨床検査技師になってから病理検査の業務実績が1年間必要とされています。しかし本学の「細胞検査士養成課程」で学ぶことにより、在学中に細胞検査士の試験を受けることが出来ます。「細胞検査士養成課程」では、様々な細胞について深く学ぶために900時間以上におよぶカリキュラムを用意し、卒業時には臨床検査技師と細胞検査士のダブルライセンス取得へと導きます。合格率は全国トップクラスで、2024年度は100%でした。

臨地実習で何を学ぶ?

臨地実習は3年生の必修科目であり、臨床検査技師を目指す学生にとって重要なプログラムです。実習施設は、実習体制の整備されている神戸市をはじめとする近隣地域の中核病院など(約60施設)で、相互の協力体制が整っています。医療チームの一員である臨床検査技師の役割と責任を理解し、医療人としての自覚を深めます。また礼儀作法や患者への配慮や適切な対応も身に着けます。

教育理念、ディプロマ・ポリシー

教育理念

豊かな人間性と高い倫理観を持ち、臨床検査に関する専門的な知識と技術を修得し、医療チームの一員として地域社会はもとより、国際社会においても貢献できる人材を育成する。

卒業時の目標
ときわコンピテンシー
知性・感性・専門性・市民性

ディプロマ・ポリシー

医療人にふさわしい
倫理観、
対人関係形成
能力を身につける

医療検査に必要な
基礎知識および
基本的な専門知識を修得する

医療検査の実践に
必要な基本的技術を
修得する

医療の発展に
寄与できる問題解決能力、
自己研鑽力を身につける