ときわブログTokiwa Blog
教員ブログ
ゴミの分別収集の説明会に参加して
2014年11月17日(月)
同じ地域に何十年も暮らしていながら、町内会(自治会)の集まりに顔を出すことはほとんどなかったのですが、先日、頭数が足りないからと頼まれて「家庭から出るごみと資源の分け方・出し方」の説明会に参加しました。
説明者は神戸市環境局の職員2名。参加者は地域住民20名弱。職員から具体的でわかりやすい説明を聴いて、長い間もやもやしていたゴミ分別の基本原則が眼からウロコの思いでよくわかりました。
神戸市では「燃えるゴミ」、「容器包装プラスチック」、「缶・ビン・ペットボトル」、「燃えないゴミ」、の4種類にゴミ分別収集しています。
まず、「燃えるゴミ」について。金属、ガラス、陶器、など明らかに「燃えないゴミ」以外は全て「燃えるゴミ」に分けることができる。ただし、缶・ビン・ペットボトルは分別してリサイクルする。
次に「容器包装プラスチック」。「容器包装プラスチック」とは、商品を包んでいる容器や包装物で、その商品を使った後は不要になるもの。プラスチックのバケツ、食器、文房具、などプラスチック自体が商品であるものは、「容器包装プラスチック」ではない。したがって「燃えるゴミ」に分類する。「容器包装プラスチック」にはプラマークがついている。このマークは、その製品を販売している企業が「容器包装プラスチック」ゴミの収集費用を負担していることを示している。輸入品などでプラマークがついていない場合も、分別の考え方としては、プラスチックが商品そのものか包装容器か、という基本的な考え方で区別できる。「なあるほど!」と眼からウロコの思いです。
さらに、とても感心したのが参加者からの質問。自治会の班長をしている人から、「住民の中に、分別は正しくできているのだけれど、違う種類のゴミ袋を使って出す人がいる。袋と中身が違っているとゴミを回収してもらえないことがあるので、いつも私が正しいゴミ袋を上からかぶせている。なんとかならないか」というもの。対象がゴミだけに、ご近所の人ともめ事を起こさず解決するのは、なかなか難問。それにしても、地域が清潔に保たれているのは、この班長さんのような方々の努力のおかげなのだな、と感心するとともに、これまで参加してこなかったわが身を反省した次第です。