ときわブログTokiwa Blog

　「種まく子供たち」の本を読み、「看護師」を夢見て看護大学に進学した娘の初めてのアルバイトは、東京ディズニーランドであった。ここでは「黒髪に黒い靴」という「頭のさきから足のさき」まで指示があり、アルバイトとして雇用されるまでに多くの試練があったようだ。しかし、「アルバイトをするにはまず東京ディズニーランド」と言われるようにこのアルバイトを通して、「ホスピタリティ」を学ぶよい機会になったようだ。

　ホスピタリティの語源は、ラテン語のHospics（客人等の保護）である。ホスピタリティにおいて重視されるのは、人間性や信条、個性、感性などであり、報酬を求めての行動ではなく、おもてなし・喜びを通じて、報酬は結果としてついてくるという考えである。

　大学生活、1年生の学生は、初めてのアルバイトなどで、生活習慣が大きく変わってしまっていないだろうか？アルバイトを通して何を学ぶか、何を得るのか、「報酬を得る」だけに終わって欲しくないと願う。