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関西ママに「ここるく」の輪が広まりますように

 明石市は関西の市では珍しく人口が2013年から連続して増加しています。その原動力は豊富な子育て支援施策だと言われています。駅の南側に建設中の複合ビル「パピオスあかし」には市民図書館だけでなく、子どもが遊べるキッズルームも入るようです。 

 明石市の例のように行政による子育て支援施策ではないのですが、現代に合った子育て支援として今注目されているのが、2013年に設立された株式会社「ここるく」の試みです。 「ここるく」の代表取締役山下真美さんは、関西学院大学在学中に学生ベンチャーを立ち上げたり、金融業界に就職後も複数の新規事業立ち上げなどを経験する中で、2011年に第一子を出産、それをきっかけに「ここるく」を設立したそうです

 「ここるく」が提供するのは、定評のあるお店(今まで子連れでは行けなかったレストラン、落ち着いた雰囲気のサロン、習い事教室など)がすべて託児付で利用できるサービスです。ママがゆったりと過ごしている間、店内の個室を専用託児ルームにして、保育のプロが子どもを預かります。ママだけでなく、子どももゆったりと楽しめる環境を用意するわけです。自分のための時間を持つことでパワーを充電したママが、子育てに思い切りエネルギーを注いで楽しめるようになれば嬉しい、と山口さんは語っています。

 去年の918日大阪にて、「ここるく」が関西で初開催されました。関西初提携店は大阪(梅田)駅直結のグランフロント大阪にあるTHE COSMOPOLITAN(コスモポリタン)です。今後さらに店舗、エリアを拡大していく予定らしく、神戸で「ここるく」が開催される日も近いかもしれません。