ときわブログTokiwa Blog
教員ブログ
たぬき坂を歩く
2015年10月26日(月)
昔から坂道が好きで高台に登っていく労力と引き替えに、上からの絶景がご褒美としてあったり(なかったり)、達成感やカロリー消費、話のネタに使ったりと坂道を娯楽として楽しんでいます。最近の坂道探検から一つご紹介します。場所は神戸須磨たぬき坂です。山陽電鉄須磨駅で降ります。この界隈、海あり山ありどこか神奈川県の湘南あたりにも似て個人的大好きです。ゆったりした時の流れと独特の雰囲気があります。駅から高架下を潜り山側に向かって進むと目の前にたぬき坂が現れます。
昔、たぬきが現れたことからこの名がついたらしいです。狭くなっていく道をどんどん登って行きます。坂の勾配は比較的緩やかでしたが行き交う人々はバイクを使ったり、ゆっくりのぼったりいろいろです。上に行けば行くほどたぬきがでてきそうな雰囲気があるのですが、でそうででてこない。坂道の終点にはたぬきではなく猫がいました。
たぬき遭遇をあきらめ、坂道を下りはじめると住宅の裏階段に滋賀県産たぬきが置いてありました。このたぬきたちがいなかったら坂名は変わってしまうのでしょうか。
駅前まで戻るとなんだか物足りないので、須磨浦公園駅まで散歩することにしました。米国ロックバンドビーチボーイズが日本人ガールフレンド(兵庫県出身)の昔話を元に書いたといわれる「思い出のスマ浜」の舞台、須磨の砂浜を気持ちよい海風にあたりながら散策するか、それとも源平合戦の須磨浦公園を歩くか・・・・いずれにしましてもこの界隈、散歩道に最適です。その後、しばらくして学内の思わぬ場所でたぬきに会えました。やはり本物はかわいいです。