ときわブログTokiwa Blog

教員ブログ

「生命力」二題

大学のケヤキの木もうっそうと茂ってきました。
私がこの大学に来たばかりの4月は芽吹きもしていない状態でした。
今では、照りつける日差しを遮り、深い影を作っています。
このような状態を「木下闇(こしたやみ)」というそうです。
芽吹きからこのように繁茂している様子をみると、清々しい「生命力」を感じます。

生命力といえば、先日、「カワガラスの子育て」の現場をみました。
カワガラスは清流の岩場で川底の昆虫などを捕食して生活しています。
親鳥が一生懸命に何回も幼鳥に餌を与えていました。
まだ、飛べない幼鳥ですが懸命に岩をつかみ、餌を食べています。
生きるということ、育てるということの大変さを垣間見た気がしました。
そしてこの大変さを乗り越えることも「生命力」なのかもしれません