ときわブログTokiwa Blog

教員ブログ

夏のある1日

 今年の夏も厳しい暑さでした。その暑さから逃れるために、世界遺産にも登録されている高野山に、小学6年生の林間学校以来久しぶりに行きました。じっとしていれば心地よい風が気持ちよい1日でした。
 高野山は、小学生のころとは異なり、世界各国から多くの観光客が訪れていました。世界遺産に登録された効果でしょうか。また、同時刻にろうそくをともす本数でギネスに挑戦するイベントを控えていたためでしょうか。
 私は、日帰りの定番コースである、金剛峰寺、根本大塔、金堂、奥之院とまわりました。
 暑い夏の避暑地として数ある場所から、何故、高野山を選んだのか疑問にお思いでしょう。実は、高野山で毎年夏に開かれる競書大会において、金剛峰寺に壁掛け展示されたので見に行くことにしたのです。この大会は、「書道の父と、わたしたちがあおぐ弘法大師のお徳をたたえ、高野山に作品をお納めして、よりすこやかな心身の向上と書のみちの発展をお祈りする大会」と言われています。私は、書の道を究めようとしているわけではありません。5年くらい前、マンションの住民の高齢化につれ交流が少なくなることに危機をもった有志が集まって始められたサークル活動のうち、住民と顔見知りになろうと書道のサークルに参加するようになり今日に至っています。サークル活動が始まって2年目頃、目指していた活動目標に反してマンション内で孤独死がありましたが、活動は続けられています。
 今回は入賞でき、指導してくださった先生に感謝しています。これからも精進していきたいと思っています。