保健科学部 診療放射線学科Radiological Technology
医療と教育の
大学だからできる
専門にとらわれない幅広い教育
① 教育学科のある大学だからこそできる魅力的な基礎基盤教育
医療や放射線に関する専門的な知識や技術のみならず、知識・思考力・創造力・市民性などこれからの社会を生き抜く力も必要です。専門の世界にとどまらず、いろいろな世界を目で見て、耳で聴いて、心で感じ、学ぶ悦び・知る愉しさを感じる魅力的な科目がたくさん。医療以外の科目や教育を充実させることにより、幅広い素養や多様に変化する社会に柔軟に対応できる力、そして自ら学び続けることのできる力を育みます。
② プロのアナウンサーによるコミュニケーション指導
プロ野球阪神戦の実況中継なども担当していたプロのアナウンサーの経験を持つ教員が直接指導。聴く力に重点を置き、話し方、表現力など、しっかりと自分の思いを他者に伝えることができるよう、会話やプレゼンテーションなど実践を中心にした講義により高いコミュニケーションスキルを身につけます。このスキルは、人との信頼関係を築き、人生全般を豊かにするだけでなく、医療においても患者さんへの説明や他の医療従事者とともにチーム医療を円滑に遂行するためにとても重要なスキルになります。
③ 地域交流やボランティア活動を通じ社会貢献を実感
専門の教職員が適切なアドバイスや引率し、学生自身が様々なイベントや企画を考え、地域の方々と積極的に交流しています。この活動は、大学の中や教科書だけでは学べないことが経験でき、重要な学びや気づき、そして豊かな人間性を育てていきます。令和3年度より新たに東日本大震災甚大な被害を受けた福島県の復興過程を学ぶ「福島スタディツアー」を立ち上げました。福島県は、地震、津波災害に加えて、福島第一原子力発電所の事故による原子力災害という複合的な被害を受けました。東日本大震災当時から現在に至るまでの暮らしについて学び、放射線を扱う専門職業人として原子力災害や医療安全の重要性を考えます。
大学以外の地域をフィールドとし、主体性や能動性、そして人の心に寄り添える優しさを育み、放射線を扱う専門職業人としての意識を高めていきます。