保健科学部 医療検査学科Medical Technology

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大学コンソーシアム学生海外派遣プログラムに参加して 米国ボストン

大学コンソーシアム学生海外派遣プログラムに参加して 米国ボストン

医療検査学科3年 岡田 妃菜         

                                    
大学コンソーシアムひょうご神戸「学生派遣プログラム」で米国ボストン市にあるMassachusetts general hospital (MGH)へ研修に行ってきました。MGHはハーバード大学医学部の教育病院です。またMGHは世界で初めてエーテル麻酔手術を成功させた施設として有名で、現在その場所はエーテルドームとして公開されています。 病院内に教会が設置されていたり、屋上にはきれいな庭園があったりと患者さんのことがとても考えられている病院と感じました。

研修1日目はPoint of Care Testing(以下POCT)を扱う部署に行ってきました。様々な種類のPOCTを実際に見せてもらいました。Wi-Fiを用いて病院全体にアクセス出来る機器もありアメリカは技術が進んでいると実感しました。
2日目は、病理検査室と採血室に見学に行きました。採血室は個室も存在し、カーテンで仕切られていました。日本では仕切りのみであることが多く、アメリカはプライバシーに注意していることが目に見えて分かりました。採血室担当の方にその事を伝えるととても驚かれていました。そのような面で日本は遅れていると感じました。

研修では医療機器企業にも見学しました。また息抜きにミュージカル鑑賞や買い物をしたり、研修以外でもとても充実していました。この1週間は大変貴重で有意義な時間でした。海外の医療現場を実際に見ることで、ワンランク上の臨床検査技師になれるように日々頑張っていきたいと思います。

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