保健科学部　医療検査学科Medical Technology

医療検査学科4年生の鈴木茉友さんが国際学生フォーラムの日本代表に選出され、群馬県高崎市で開催された際の参加報告を紹介します。12年連続で国際学生発表の機会を医療検査学科の学生が選ばれたのは、本校が国際活動にも力を入れている成果の一つとも言えます。以下鈴木さんの体験談をご紹介します。

　2023年5月20日に開催された第72回日本医学検査学会での「国際学生フォーラム」へ日本代表として発表の機会をいただき、「Toward a country where foreign residents can receive home medical care（外国人住民も在宅医療が受けられる国へ）」との演題名で発表を行いました。テーマが「自分自身が臨床検査技師として国際的に行いたいこと」であり、臨床検査技師として在宅医療への参画や外国人住民の方の受け入れにつき、プレゼンテーションを行いました。

　国際学生フォーラムでは臨床検査技師を志す韓国や台湾の学生も参加されていました。学生同士や先生方とのコミュニケーションやお互いの発表の中で、様々な場で臨床検査技師として活躍できること気づき、とても視野が広がりました。また、自分の語学力に対しても今以上に磨きをかけていきたいと感じました。

　私は細胞診コースに進んでおり、勉強との並行は大変でしたが、それ以上に自分の成長や臨床検査技師としての将来を考えるきっかけとなり、参加させていただき光栄に思います。この先も日々の勉学を大切にし、国際的にも活躍できる臨床検査技師になれるよう、自己研鑽に努めていきます。貴重な機会を設けていただいた学会関係者の皆様、そしてご指導いただいた神戸常盤大学の先生方や、発表の練習を手伝ってくれた友人や家族に心から感謝し報告を終えます。