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【保護者のみなさま】 後期授業を開始するにあたって

後期授業を開始するにあたって

保護者のみなさま

                       

                            学長  濵田 道夫

新型コロナウイルス感染症対策本部

 改めて申し上げるまでもなく、新型コロナウイルスの感染状況は大小の波を繰り返しながら、いっこうに収束の気配を見せません。これまでのところ、本学では幸いにも感染者は出ていませんが、それは医療と教育の道を歩む本学学生の自覚ある行動の結果だと確信しています。今後とも油断することなく、着実な感染症対策を図りながら、学生、教職員が一丸となってこの困難を乗り越えていく所存です。

 本学では9月28日から後期授業を開始しますが、開始にあたり保護者の皆さんに今後の方針などをお伝えしたいと思います。

〇 国の緊急事態宣言および兵庫県による休業要請の解除にともない、本学では6月8日より前期授業を開始しました。感染拡大防止のために、基本的には講義形式の授業は遠隔で、少人数クラスの授業や実習・演習は対面で行ってきました。後期授業においても引き続き、対面授業と遠隔授業を併用して実施してまいります。

〇 遠隔授業は、前期では学生の多様な家庭通信環境を考慮し、安定したシステムであるmanabaにより実施しましたが、後期からは内容の向上をめざし可能な範囲で動画による講義も開始します。そのためにノートパソコン、 Wi-Fiルータの貸し出しを行います。遠隔授業はこの春以降の事態急変の中での本学初の取組みでもあり、教材の作成や課題の扱いなどにおいて反省すべき点があったことは十分認識しています。前期授業での経験、教員・学生へのアンケート調査などをふまえ、後期ではより充実した学びの機会を提供する所存です。

〇 コロナ禍のなかでの学生諸君の不安やストレスは、たいへん大きいものがあります。本学では初年次教育の一環として、1回生対象の少人数ゼミ「まなぶる▶ときわびと」を設けています。学科を超えた学生どうしの交流、担当教員とのコミュニケーションを通じてキャンパス生活に早く慣れてもらえたと思っています。また上回生は各種国家試験を学年末に控えていますが、その対策として補講の強化や模擬試験の早期実施などに取り組む所存です。コロナで生じた学習の遅れは、学生諸君と大学教職員の信頼関係のなかで、必ず取り戻せるものと確信しています。

○ 本年度より国による修学支援新制度が始まっておりますが、本学独自の修学支援制度といたしまして、本年度はコロナにより家計への影響を受けた学生を中心に支援すべく準備をいたしました。コロナによる今後の影響も踏まえ、引き続き本学といたしましては学生への修学支援策を準備し可能な限りの支援を行っていく所存です。

 保護者の皆様には何かとご心配をおかけしていますが、今後ともご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。