ときわブログTokiwa Blog

教員ブログ

雑感

「謙虚な人ほど優秀な人が多くて、自信満々な人ほど無能な人が多い謎」というツイートをたまたま見つけたのですが、妙に納得。

自分の自慢話ばかりする人、
いつも他人の非難ばかりしているが、自分は行動しない人、
チームの成功は自分の手柄にし、チームの失敗は自分以外の人の責任にする人、etc
これらの人が周りからどのように見られているかを想像してみてください。

ナショナル(現パナソニック)を築き上げた松下幸之助氏は、
・修行を積むほど、世間の広さ、恐ろしさがわかり、謙虚な気持ちが養われくる。
・素直な心からは謙虚さが生み出され、謙虚さから人の話に耳を傾けるという姿勢が現れてくる。
・なすべきことをなす勇気と人の声に、私心なく耳を傾ける謙虚さがあれば、智恵はこんこんと湧き出てくるものです。
と謙虚さの必要性を語っています。

また、京セラを築き上げ、日本航空を再生させた稲盛和夫氏も、
・人生というのは魂の修行の場ではないかと考えている。苦難は魂を純化させるために与えられている試練であり、成功もその人間がどこまで謙虚でいられるかを試すものでしかない。
・人の天賦の才を決して私物化してはならない。むしろ、謙虚になり、集団のためにその才能を使うべきだ。
・リーダーは常に謙虚でなければならない。謙虚なリーダーだけが、協調性のある集団を築き、その集団の調和のとれた永続する成功に導くことができる。
と謙虚さの重要性を語っています。

本学は医療と教育の専門家を育成する大学です。
冒頭のツイートと、この偉大な経営者お二人のお話から、皆さんが目指している専門家像を今一度見直して頂き、真に社会に有為な専門家になられることを心から願っています。