短期大学部　口腔保健学科Oral Health

平成29年4月26日（水）本学口腔保健学科の足立了平教授が「口腔の健康格差」について取材を受け番組内で紹介されました。

番組
ＮＨＫ「ニュースホット関西」（18時10分～）
ＮＨＫ「ニュース神戸発」（18時30分～）

ＷＥＢニュース
ＮＨＫ ＮＥＷＳ ＷＥＢ（4月27日兵庫版）

紹介内容
兵庫県内の小、中、高等学校、特別支援学校で行われた歯科検診の結果、治療が必要とされた子供のうち65％が未受診のまま放置されていた。その割合は年齢が上がるほど大きい。虫歯が10本以上あるなどの口腔崩壊（噛めない口の状況）の子供が300人以上いることも明らかになった。その原因として考えられるものを養護教員に挙げてもらうと、ひとり親、共働き、経済的困窮、親の無理解などが上位を占めていた。ネグレクト（育児放棄）などの要因もあげられている。この調査結果から、口腔だけの問題にとどまらず、貧困、非正規雇用、働き方など背景にある社会的な問題へのアプローチが必要と思われること。