短期大学部 口腔保健学科Oral Health

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【口腔保健学科】学生生活3年間を振り返って

 私は神戸常盤大学短期大学部に入学するにあたり、地元を離れ神戸に出てきて、一人暮らしを始めました。大学生活が楽しみだと思う一方、一人での生活、勉強、友達と多くの不安もありました。実際楽しいと想像していた大学生活とは異なり、勉強や実習においてしんどい時がありました。しかし、テスト前は友達と残って勉強するなど、お互いに励まし助け合うことで乗り超えることができました。
 二年後期から始まった臨地実習では、患者さんや歯科衛生士さんと接することで、医療人としての自覚を持つことができました。また、様々な実習先で勉強させていただくことで、目標とする歯科衛生士像を見つけることができました。
 その他、ボランティア活動や海外研修などに積極的に参加しました。自ら学び、得ようとすることで、学内の学習だけでは学ぶことのできない地域住民の方との交流、日本とは異なる海外の歯科衛生士について学ぶことができ、貴重な体験をすることができました。
 これから控える国家試験、必ず全員で合格し、学生生活で得たことを生かし、歯科衛生士としての新たなスタートを切りたいと思います。
木村美月


 私は、もともと幼いころから看護師になろうと思っていましたが、通っていた高校で受けた足立先生の「口腔の健康が全身の健康とかかわっている」という講義内での言葉がきっかけで歯科衛生士という職業の魅力を知り、歯科衛生士になりたいと考え、神戸常盤大学短期大学部に入学しました。
 入学後、授業を通して自分自身の口腔に対する考え方が変わっていったり、知らないことを知っていくことに楽しさを感じ、改めて歯科衛生士の大切さを学びました。
 1年生の頃は片道1時間半かけて学校に通っていましたが、2年生後期の臨地実習の開始とともに1人暮らしを始めました。初めのころは、お米の炊き方すら分からなかったので、毎日、家事をしている母を偉大に感じました。臨地実習中に心が折れて、一時期は卒業できないかもしれないと思いましたが、先生方や両親、友人の支えもあり、今の自分があると感謝しています。
 4月からは、歯科衛生士1人1人を大切にされている歯科医院での就職が決まっています。合格祈願のお守りもいただきました。期待に応えられるよう、放課後を利用して友人と教えあいをして勉強に励んでいます。そして合格したら、患者さんとの出会いを大切に、患者さんのために何ができるか考えられる歯科衛生士になり、日常の業務に加えて講習会やセミナーに積極的に参加し歯科衛生士として成長し続けたいです。
前田明日香

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