保健科学部 看護学科Nursing

授業紹介

「看護研究」に取り組んで

 看護研究については3年前期に行われた「看護研究方法論」という授業で、講義で理論を、進め方をグループワークで行い学修しました。しかし今回自分一人で、最後まで看護研究に取り組み、研究報告論文として作成することは初めての経験であり、文献を引用しながら論述していくことは難しかったです。
 私は、3年後期に行われる臨地実習に対して不安が大きくありました。実習に対し前向きに取り組めない時もありましたが、看護援助を通して患者の変化を目の当たりにし、学習したことが臨床場面と繋がると嬉しく、実習に対する意欲が向上しました。そこで、看護学生が臨地実習に意欲的に臨むことが出来るために、また、自分自身も専門職業人になった時に学習意欲を向上させる取り組みを自ら行えるようにしたいと考え、テーマを設定しました。
 研究倫理委員会申請書や考察など様々な場面で行き詰ることも多かったですが、担当の先生が適切なアドバイスを下さったり、適切な文献を紹介して下さったりして前に進むことができました。結果を考察していくことで研究の輪郭がはっきり見えてくると嬉しく、全てを書き終え、提出したときは達成感と清々しさでいっぱいでした。就職後、看護研究を行う機会があれば、是非この経験を活かしていきたいと思います。

看護学科4年
前川美樹

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