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【医療検査学科】実習ライブレポート 輸血検査・移植検査学実習

2019年01月09日(水)

 

■輸血検査・移植検査学実習■
医療検査学科の実習内容を学生によるライブレポートでお届けします。今回は医療検査学科3年の甲矢がお伝えします。テーマは輸血検査です。

輸血とは手術に伴う出血や貧血などにより不足した成分を補充することです。輸血を行う前には必ず輸血検査を行います。これは患者さんに不適合輸血による副作用を防止するのが目的です。
不適合輸血による副作用を防止し、安全に行うために輸血前の重要な検査項目として、ABO、RhD血液型検査や不規則性抗体検査、交差適合試験を行います。交差適合試験(クロスマッチ)とは患者さんの血液と輸血する血液製剤との適合性を確認する検査です。原則として適合した血液のみを輸血に用います。

       交差適合試験:受血者(輸血を受ける人)の血液と輸血する血液製剤の適合性を検査します。

         交差の結果 左:凝集+ 右:凝集- 目で確認。凝集-は輸血可能です。

妊娠や輸血により、ABO以外の血液型に対応する抗体(不規則抗体)を産生することがあります。「不規則性抗体」の検査は溶血性輸血・副作用を防止する目的で実施します。「不規則性抗体」を保有している人の血清は特定の血液型の人の血球と反応(凝集)しますので、輸血を必要とする患者さんは「不規則性抗体」をもっているかどうか確認する検査を行います。

                      不規則性抗体検査

          学生発表:どの供血者が受血者の輸血に適合だったか判定結果を発表しました。 

輸血にはさまざまな危険性が伴いますが、輸血に関する正しい知識の修得と的確な検査の実施により、安全性が向上します。本学の実習では認定輸血検査技師の押田先生のご指導の下、実際のルーチンワークを行いながら楽しく学んでいます。以上、実習の紹介でした。