教育学部 こども教育学科Childhood Education
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【こども教育学科】ニュージーランド研修⑥
2019年03月04日(月)
ニュジーランド研修報告⑥ 2019年2月27日(水)
本日は、昨日のニュージーランド教育体験のリフレクションをアルファ教育施設で9時から行いました。
先ずは小学校の実践から。
國崎先生から 1) Our Practice 2) Children 3) School で学びを纏めましょう。とお題が出され、学生は高学年、中学年で実践をした学生が混合になるよう分かれ、reflectionしました。
《Our Practice》
○中学年:授業方法が日本と違う。日本の大学生に子ども(6歳から10歳)5〜6人が一つのグループになり、まずはicebreak。すると、子どもの方から、「日本の遊びを教えて!」と。この事から、自由感があり、子どもの自主性が個々の能動性を育もうとしていることがわかった。
○高学年:日本で計画的していたように進めることができた。
1つの遊びでも、段階的に子どもが理解していくことが分かった。
《Children》
• 学んだことや感じたことを自ら発言する。
• 自主性、積極性は、日本より高い。
• 話をしっかり聞く態度が身についている。
日本と異なるこれらは子どものよ様子は、教育方法の違いなのか? 家庭教育の違いなのか?
《School》
○校庭が広く芝生が広がっており、日本の運動場ではない。校庭の端の方には小高い丘がある。
○子どもは、パソコンを持っていたり、YouTubeを見たりしても良い。やりたいことができる環境が整っている。高学年は、我々の提供する授業を受けても受けもなくてもよい。選択権は子どもに任された。
《國崎講義》
○低学年は、現地の先生と相談し、ニュージーランドの通常の教育の仕方『OODA(Objective、Orient、Decde、Act)』方式で授業を展開していこうと話し合った。
○この授業展開は、PD CA方式とは異なる教育方法であり、教師の力量が問われる。
次は保育所での体験についての振り返り
1) 環境 2) 子どもの様子 3) 日本との違い この3つの視点でリフレションを行った。
《環境》
○目的ごとに保育室が分かれている。2歳未満の子どもとそれ以上の子どもに分かれた保育室。
○園庭は芝生、柔らかい木のチップなど、転んでも怪我をしないようになっている。
○見学した2つの園は、経営者が同じでも壁面環境は異なっていた。
《子どもの様子》
○子どもは、日本と同じだ。
○いざこざが起きたときの援助の仕方も日本と同じであった。
《日本との違い》
○設定保育がない。
《多田講義》
○ニュージーランドの修学前教育は、テファリキが基本である。
○テファリキ教育が浸透している園と身についていない園がある。
○見学した俺は、さらに進んでおり、イタリアのレッジョ・エミリアの教育を取り入れている。2つの園が少し異なるのは、保育者の考え方の違いか背景の違いがわからない。
○ランニングストーリーは、子どもの良いエピソードをつなげて記録していくいく。子どもの発達の節目がはっきり見えていく。
午前中は、みっちり振り返りをしたので、午後からは英語実践演習...クライストチャーチの街で実践英語にチャレンジしました。
明日からは、楽しみのテカポです。次の報告をお待ちください。