教育学部 こども教育学科Childhood Education

イベント

空きゴマボランティア

本学は学内に幼稚園があります。詳しくはHPのキャンパスマップをご覧ください。

平成29年度の2年生は、前期後期を通して10回、授業の空きゴマを利用して附属ときわ幼稚園でボランティアをさせていただいています。
保育者を目指して入学してきた、保育者養成コースの学生が、自分の履修している授業と授業の合間の1コマ分(90分)を使って、各々が計画的に参加しているのです。
1限か2限の午前中に参加すると、保育補助として子どもと関わらせてもらえます。午後からだと、保育室の掃除をしたり、花の水やりをしたり、壁面を作らせてもらったりして過ごします。             
保育室に入らせてもらってのボランティアは、子どもと話をしたり先生の補助をしたり、子どもの援助をしたり・・・・・。
子どもは一度でも優しい言葉をかけてもらうと、その学生のことを覚えていて、学内で出会うと、手を振ったり笑いかけてくれたりします。
子どもの傍らで過ごす保育者としての喜びを学生の立場で味わう瞬間です。

園児のいない午後にボランティアにいくと、誕生表作り

など製作をすることが多いようです。はじめは効果的な紙使いができないで、時間をかけても仕上がらない・・・・って感じでしたが、回を重ねることで、製作の手順、色使いなど技術を身につけていきました。









保育者は幼児の身の回りの世話はもちろん保育環境を整えることも大切な役割です。附属ときわ幼稚園で、窓拭き・園庭の草抜き・ホースを使っての水やり(ホースの片付け)・雑巾で棚、窓枠靴箱等拭くなど、家庭では、自分の部屋しか掃除したことがない学生も、ボランティアをすることで、保育者としての働き方の基礎を学んでいます。

 学内に幼稚園があるからこそできるボランティアです。もちろん、幼稚園とこども教育学科の連携が密に取れているからこその「空きコマボランティア」であることはいうまでもありません。
「子どもの日常生活を支える技術の基礎」「社会人としての挨拶や礼儀、報告や相談」など、このボランティアで身に付けた!と自信を持って、3年生で行う教育実習(4週間の幼稚園実習)に臨むことができることでしょう。             <文責多田>

NEWS一覧へ