• HOME
  • 情報公開
  • 大学の教育研究上の目的に関すること(第1号関係)

大学案内About Tokiwa University

大学の教育研究上の目的に関すること(第1号関係)

神戸常盤大学・神戸常盤大学短期大学部 教育目標

【ときわ教育目標】

本学は、建学の精神の下、知性と感性を備えた優れた専門職業人の育成を目標としている。この目標に向けて、全学および各学部・学科は入学、教学、卒業(学位)、評価、支援に関する方針(ポリシー)を定め、以下のように組織的かつ計画的に教育を行う。

  1. 学生一人ひとりの個性、能力、希望等に応じて十分かつ適切な教育を正課・準正課・正課外を通して行い、「ときわコンピテンシー」の修得を図る
  2. 前項の教育に加えて、学生一人ひとりが目指す社会的・職業的自己実現に向けて十分かつ適切な支援を行い、学びの進展を図る

※「ときわコンピテンシー」は、知性、感性、専門性、市民性から構成される。

神戸常盤大学・神戸常盤大学短期大学部 全学スチューデントサポートポリシー(SSP)

本学は、ときわ教育の主たる目標である、すべての学生の多様な学びと成長を保証し、各人が掲げる社会的・職業的自己実現のために、次の方針に沿って組織的かつ計画的に支援を行う。

  1. 学生一人ひとりが自ら定める目標の達成に向けて、日々の学びを円滑かつ効果的に進められるよう、必要な支援を行う
  2. すべての学生が大学生活に順応し、日々楽しく学生生活を送ることができるよう、必要な支援を行う
  3. その他、ときわ教育目標の達成に必要と認められる支援を行う

神戸常盤大学・神戸常盤大学短期大学部 全学ディプロマポリシー(DP)

本学は、ときわ教育目標に向けて行われる正課の教育において、次の条件をすべて満たす者に対し、学位を授与する。

  1. 学部・学科に所定の期間在学すること
  2. 「ときわコンピテンシー」に示された特性を、主体的に修得しようとする態度が形成されていること
  3. 学部・学科が定める審査に合格し、卒業に必要な単位を修得すること

神戸常盤大学・神戸常盤大学短期大学部 ときわコンピテンシー

教育理念・教育目標

保健科学部

 【教育理念】

 本学部は建学の精神の下、"いのち"に対する知性と感性および、豊かな人間性と高い倫理観を身に着けた医療専門職の育成を目指している。
 あらゆる健康レベルにあってその人らしい生を全うすることを希望している人々を、医療専門職として全人的(ホリステック)に受けとめ、質の高い包括的医療を提供するには、それを可能にする能力を備えなければならない。超高齢化と少子化が進行している我が国にあって、セルフケアを基礎に、一次から三次までの医療を系統的に提供し、人々が暮らしている地域において質の高い包括医療を提供するにも知識と技術を身に着けることが重要である。さらに、グローバル社会にあっては人・物のみならず病気も容易に国境を超え、重大な問題になり得る。本学部はこのような広範囲な医療、あるいは応用的医療を提供できる、幅広い視野をもった医療専門職の育成を目指している。
 また、現代医療は、再生医療、遺伝子医療、生殖補助医療、移植医療等、目覚ましい進展を遂げている。医療専門職には、進展する医療技術の成果を理解し、それを的確に提供する能力が必要になる。さらに、適切な医療を提供するうえで多職種の医療専門職が専門的役割と機能を発揮し、かつ協働して行うチーム医療の意義は大きい。医療専門職には、その重要性を認識し理解し、チーム医療の一員として協働してゆくための自覚が求められる。
 以上の教育理念の下に、教育目標を掲げる。

 【教育目標】

1.医療専門職として、"いのち"に対する知性と感性を育み、心豊かな人間性、高い倫理観を養う。
2.トータルヒューマンケアの視点を身につける。
3.進展する技術の成果を理解し、駆使するための基礎的能力を身につける。
4.チーム医療における専門職としての責務を自覚する。
5.地域社会、国際社会において保健医療の向上に貢献できる基礎的能力を身につける。

医療検査学科

 【教育理念】

豊かな人間性と高い倫理観を持ち、臨床検査に関する専門的な知識と技術を修得し、医療チームの一員として地域社会はもとより、国際社会においても貢献できる人材を育成する。

 【教育目標】

1.医療に携わるものとしての、豊かな人間性と高い倫理観を養う。
2.臨床検査に関する専門的な知識・技術を修得し、医療の高度化に適応できる確かな基礎力と応用力を養う。
3.科学的思考力と研究的態度を身につけ、臨床検査の開発・発展に貢献できる能力を養う。
4.責任感と協調性を身につけ、チーム医療の一員として活躍できる能力を養う。
5.時代や社会の要請に応じ、地域社会や国際社会で保健医療の向上に貢献できる能力を養う。

看護学科

 【教育理念】

"いのち"に対する豊かな感性と知性、幅広い人間性を備え、的確な看護判断と実践のための基礎的能力を養い、現代のヘルスケアニーズに応じ得る資質の高い看護専門職業人を育成する。

 【教育目標】

1.人間と自然を愛し、"いのち"を尊重し、向き合うことができる豊かな人間性を育む。
2.看護の対象の個別性・特性を尊重し、"ヒューマン・ケアリング"を行うことができる能力を養う。
(1)人間の基本的権利を擁護する姿勢を持つことができる。
(2)事象への興味・関心を深め、豊かな感性を育み、"苦痛や苦悩"を受け止めて共感的に理解する姿勢を持つことができる。
(3)科学的思考力を基盤に、対象の健康経過に伴う身体・精神・社会的"状況"を的確に判断し、柔軟かつ創造的なヒューマン・ケアリングを行うことができる。
3.広く世界に目を向け、保健・医療・福祉チームの一員として、関係分野の職種と協働、連携を図り、看護職の役割を果たすことができる能力を養う。
(1)国際保健や異文化の看護に目を向け、国際看護活動を進めていくための基礎的な知識や態度を身につける。
(2)保健・医療・福祉分野への理解を深め、相互に機能していくための連携能力の基礎を身につける。
4.社会の変化に対応し、常に自己啓発するとともに、創造的探究心を高め、看護の本質を追及し、展望する態度を養う。
(1)課題を見出し、向き合い、主体的に解決行動を起こす態度を身につける。
(2)倫理的感受性と態度を身につける。
(3)看護現象に誠実に向き合い、科学的に探究し、看護実践の質の向上に寄与する研究的態度を身につける。


診療放射線学科

 【教育理念】

いのちに対する温かい眼差しと高い倫理観を備え、放射線技術学における専門的な知識と技術を持ち、社会に貢献できる専門職業人を育成する。

 【教育目標】

1.医療に携わるものとして、高い倫理観を備え、人の心に寄り添い行動できる豊かな人間性を育成する。
2.質の高い安全な放射線医療を支えるものとして、放射線医療に関する高度な専門知識力と技術力とを育成する。
3.チーム医療の一翼を担うものとして、他の医療従事者と連携・協働できるコミュニケーション能力を育成する。
4.医療の発展に貢献するものとして、科学的思考力と創造的探求心などの研究的態度を育成する。
5.社会に貢献するものとして、グローバルな視点で多様なニーズに対応できる人間力を育成する。

口腔保健学科

 【教育理念】

いのちに対する温かく豊かな感性と高い倫理観を持ち、口腔の健康を通して、人々の健康で豊かな 生活実現を支援できる確かな医療技術と学識を兼ね備え、地域社会に加え国際的にも活躍できる専門職業人を育成する。

 【教育目標】

全人的な観点から、口腔保健科学に深い知識・技能と社会変化への柔軟な対応力を兼ね備え、社会に寄与する歯科衛生士を養成するために以下の能力を修得させる。

1."いのち"を大切にする豊かな感性と倫理観を養う。
2.口腔保健に関する専門的な知識および技術を習得し、医療の高度化に十分に対応できる確かな能力を身につける。
3.人々の健康で豊かな生活実現を支援できる確かな医療技術と学識を身につける。
4.チーム医療の一員としての自覚と責任感を持ち、多職種と協働して活躍できる能力を身につける。
5.グローバルな視点を持ち、口腔の健康に対して新たな知見・技術を生み出す応用力を養う。

教育学部

 【教育理念】

 豊かな人間性と教育にかかわる高い専門性を備えた、社会に貢献できる人材を育成する。
 教育学部では、人々が社会の中で意欲をもって生活することや、社会のよりよい在り方について、教育に携わる立場から真剣に取り組む人材を育成することを目指している。「教育」は人との関わりの中で展開するものであり、教育者の姿勢が少なからず影響するものである。ゆえに、教育に携わる人材として豊かな人間性を持って欲しいという思いがある。また、学生個々が社会を構成する一員となることを踏まえ、社会の中で一人の人間として豊かに生きていくことのできる人間として育って欲しい、という思いもあり、教育に携わる人材育成の基盤として「豊かな人間性」を置いている。
 その上で、社会に生じるさまざまな教育的課題について、高い専門性から解決に取り組むことのできる人材を育成する。

こども教育学科

 【教育理念】

豊かな人間性と理論に裏付けされた実践的な教育力をもち、新しい時代や社会に対応できる質の高い保育士・教員を養成する。

 【教育目標】

1.こどもの保育・教育に携わる者として、豊かな人間性と高い倫理観を養う。
2.こどもの心身の発達を支えるための専門知識と技能を深く修得する。
3.理論と実践を統合し、社会の要請に応えることのできる教育力を身につける。
4.実践の場において自ら課題を見いだし研究することにより、保育や教育の質を高める態度を育む。

        

短期大学部

口腔保健学科

 【教育理念】

いのちを大切にする温かく豊かな感性と知性を備え、口腔保健の立場から、人々の健康で幸せな生活実現のために貢献できる、資質の高い歯科衛生士を養成する。

 【教育目標】

1.生命の尊厳と生命科学の知識を習得させるとともに、個々の命と人格を尊重できる感性豊かな人間性と社会性を養う。
2.人との相互関係を尊重するとともに、相手の心情・行動を理解し、倫理観をもって主体的に行動できる態度を養う。
3.社会における口腔保健の果たす役割とその重要性を理解し、人々のより豊かな生活を支援できる能力を養う。
4.科学的探究心と問題解決能力を身につけ、生涯学習への意欲を培う。
5.保健・医療・福祉、その他関連職種と連携して、口腔保健活動ができる能力を身につける。
6.口腔保健の立場から国際貢献できる能力を養う。

看護学科通信制課程

 【教育理念】

現代社会の多様なニーズに対応できる高い資質を備えた専門職業人を育成するために、看護に対する高度な専門的知識及び技術を教授研究し、あわせて"いのち"に対する豊かな感性と幅広い人間性を養うことを教育の基本とする。
看護の対象である人々の主体性や価値観を尊重し、人々が最良の状態で生活し、自己実現を図るための的確な看護判断と実践の基礎的能力を備えた看護師の育成をめざす。

 【教育目標】

1. 人間を身体的・精神的・社会的に統合された多様な価値観を有する存在として全人的に理解する能力を養う。
2. 専門職業人として人間の相互関係のあり方を見つめ直し、共感的理解と倫理感をもって行動する態度を養う。
3. 人々の健康を自然、社会・文化的環境とのダイナミックな関係において理解する能力を養う。
4. 個人・家族・地域社会の人々に対して、科学的根拠に基づいた看護を実践するための基本的能力を養う。
5. 保健・医療・福祉チームの一員としての、看護職の機能と役割を自覚し、その責任を果たす基礎的能力を養う。
6. 常に自己啓発するとともに、自己の看護観を明確にし、追求することを通して、看護を発展・展望する看護専門職業人としての態度を養う。