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アレルギーの子供たちとの交流 ~ 学生による地域貢献活動 ~
2015年08月27日(木)
8月22日に神戸市長田区の「いたやどクリニック」で、医療検査学科の学生達によるアレルギーをもつ子供たちを対象にした企画「まなんであそぼう!-熱中症の謎を解こう-」が開催されました。この催しは「いたやどクリニック」と本学地域交流センターとの協働企画で、アレルギーをもつ子どもが集い安心して食事をする場を設けることを目的として2011年から実施しているものです。
今回は8名の学生の運営で、「いたやどクリニック」に通院する8名の子どもたちが楽しみました。プログラムは①熱中症についての説明、②実験(皮膚からの水分蒸発、冷凍飲料の場所・状態による融け方の違い)、③うちわ作り、④補水液作り、⑤○×クイズ、⑥アレルギーに配慮したおやつ、と盛りだくさんで、学生たちはわかりやすく熱中症の話をしたり、実験の指導をしたりしました。ちょうど夏休み中で、自由研究の題材にしようと熱心にメモを取る小学生の姿も・・・。この企画に何度か参加している6年生は、「来年から中学生になるので参加できなくて残念。来年は先輩としてお手伝いにこようかな・・・」と言ってくれました。
この企画を実施するにあたって、学生たちはプログラムや子どもとの接し方などを考えるため、何度もクリニックに通いクリニックスタッフの方々と会議を重ねてきました。その結果、子供たちの笑顔があふれる会になりました。終了後、学生たちは「たくさんの人、先輩と企画を通して交流をもてた」、「人との接し方を学べた」、「人に物事を伝える大切さを学んだ」と、授業だけでは学べない大きなものを得たようです。次は12月に子供たちと「クリスマス会」をする予定です。
また10月11日(日)に本学で行われる「TOKIWA健康フェア」では、クリニックと協働で骨密度測定も行います。こちらは、どなたでも参加していただけますので、是非のぞいてみてください。
写真左:実験中・・・ 写真右:うちわ作り「何の絵を描こうかな~」