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国際保健医療活動IIの海外研修終了!

 2015年の海外研修も無事に終了しました。今年はフィリピンコースへ9月13~9月20日に本学から2年生が2名と3年生が3名、神戸大学からも3年生が1名の計6名が参加し。ボストンコースは全員が本学で3年生が5名、4年生が2名の計7名で9月11~9月21日の研修でした。
 参加前には両コース共に何度も事前学習、滞在中は毎晩遅くまで報告書の作成、帰国したら直ぐに成果報告会と授業なので結構ハードなスケジュールです。

フィリピンコース
 1577年に創立された、フィリピンの最大級の国立サン・ラザロ病院にて、実際に遺伝子検査、HIV検査、細菌検査など様々な検査の実習もさせて頂きました。
 サン・ラザロ病院は多くの患者と検体が集まり、検査室の広さや検査法は日本の病院とあまり変わりません。 しかし、地方の病院との検査技術の差が大きいので、地方病院スタッフを病院に招きトレーニングを行っていました。 この病院にはフィリピン全土からHIVや結核(TB)の検体が集まります。
 このような状況を見るだけでなく、実際に現地の方に指導を受けながら検査を行う体験は貴重なことでした。
 研修だけでなく、現地の方々との交流もあり、フィリピンの歴史を学ぶなど異文化交流も行いながら、有意義な研修を終えました。

ボストンコース
 ハーバード大学医学部教育病院のマサチューセッツ総合病院、ボストン小児病院、製薬研究所等で研修を行ってきました。2015年は両病院共に各分野でアメリカNo1にランクされており、超一流病院と表現しても過言ではありません。
 最先端の機器が充実しているのかと予想しますが、機器は日本で用いている機器と遜色なく、むしろ日本の方が進んでいる印象さえ受けました。しかし設備の空間や動線を考えた作り、そこで働いている方々のシステムが日本とは大きく異なり、この辺が日本と違うことを学んできました。
 事前学習として神戸大学医学部附属病院を訪問し、装置やコンピュータ面では日本が進んでいることも実感し、双方を比較しながら研修を行うことで日米の違いを学んできました。