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学校法人玉田学園 神戸常盤大学は、公益財団法人 神戸国際コミュニティセンター（KICC）と、2021年8月26日に包括連携協定を結びました。

　本学は、「地域と歩みを共にする」を標榜し、長年にわたり地域貢献を大学の柱の一つとしています。多文化共生の歴史ある神戸市長田区に居を構える大学として、近年の多文化化の進む地域の特性に合わせた大学としての地域貢献を目指しています。

　公益財団法人 神戸国際コミュニティセンター（KICC）は、神戸市の国際交流の促進、多文化共生の推進などにより、神戸市のさらなる国際都市としての発展を目指し、本学の子育て総合支援施設KITにほど近いアスタくにづか１番館（新長田）にこの秋本部拠点を移転します。

　同センターと本学は、これらの取り組みをさらに発展させることを目指し、地域の多文化共生に関わるさまざまな課題の把握とその課題への寄与を目的とした本協定を締結しました。今後、双方の強みや資源を生かし、「国際交流」「地域貢献」「多文化共生の充実及び進展」に資するため、具体的な取り組みを進めてまいります。

取り組みの方向性・具体例

・外国にルーツを持つ住民の健康の向上に資する活動

　本学が運営する子育て総合支援施設KIT内のてらこや（小学生の学びの広場）との連携による、外国にルーツをもつ子どもの学習支援

・外国にルーツを持つ住民の教育環境の向上に資する活動

　KICCにおける国際保健室活動の展開による、より多面的な生活支援の実現