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3月11日（火）、芸術文化観光専門職大学学長の平田オリザ氏をお招きし、ワークショップ及び講演会を開催しました。神戸常盤女子高等学校で来年度より本格化する学校改革を念頭とした研修でしたが、大学の教職員も交え、約60名が参加してのSD研修となりました。

―以下、山下SD委員長のコメントを掲載いたします。

平田氏のワークショップを受け、対話を重視する教育の重要性を改めて実感しました。多様な意見に耳を傾けながら自らの考えを深める力は、これからの学びに不可欠です。

また、好奇心が学びの原動力となり、主体的な学びへとつながることも講演の中で示唆されました。学生の多様性を尊重し、その多様な意見から生まれる考えやアイデアを育むことが、これからの大学の在り方として求められると感じました。

そして、学生の好奇心を喚起し、多様な視点を育むために、私たち教職員も平田オリザ氏の提唱される「主体的・対話的で愛のある学び」を研究し、実践し続けていきたいと思います。

平田氏からは、演劇的コミュニケーション教育の教育的効果だけではなく、従来の教育観や学校制度に対する本質的な投げかけを頂戴しました。3時間という短い時間でしたが、実りの多い、濃密な研修会となりました。