入試Q&A

2020(令和2)年度入試Q&A

自己推薦入試の出願に際して、知っておいたほうがよいことはどんなことですか?
  1. 出願資格について注意してください。

    保健科学部診療放射線学科【①・②のいずれの要件も満たす者】(併願可)

    教育学部こども教育学科【①・②のいずれの要件も満たす者】(専願)

    口腔保健学科【①・②のいずれの要件も満たす者】(併願可)

        ①令和2年3月高等学校若しくは中等教育学校卒業見込み(現役)の者
        ②出身学校長の推薦を受けた者
  2. 出願書類として、自己推薦書の提出が必要です。
  3. 教育学部こども教育学科は、上記2)に加え小論文(入試要項にテーマを示して同封されている)を一緒に提出していただきます。
推薦入試では併願できると聞きましたが、詳しく教えてください。
推薦入試には自己推薦入試(診療放射線学科、こども教育学科、口腔保健学科)と公募推薦入試があります。こども教育学科の自己推薦入試は専願です。公募推薦入試は全ての学科で併願できますが、公募推薦入試で同じ学科(例えば看護学科N1とN2など)は併願できません。なお、自己推薦入試で不合格になった場合、公募推薦入試のいずれの学科にも出願できます。ただし出願手続期間が短いので注意してください。
各学科の「面接」は、どのような形式・内容でしょうか?
自己推薦入試 診療放射線学科 個人面接 1人15分程度
出願時に提出された自己推薦書を基に、意欲・適性をみます。
こども教育学科

個人面接 1人15分程度
出願時に提出された自己推薦書を基に、意欲・適性をみます。

口腔保健学科 個人面接 1人10分程度
歯科衛生士は患者さんとの信頼関係が大切ですので、コミュニケーション能力が求められます。また歯科衛生士を目指す強い動機や意欲なども必要です。それらを判断するために、志望理由や高校生活、入学後に取り組みたいことなどについて質問します。
公募推薦入試 看護学科 1グループ6名程度の集団討論型面接。1グループ20分程度。 課題解決や集団で思考する力をみます。受験生同士でテーマ(社会の動きや身近な日常生活に関する内容)について自由に討論していただきます。テーマに関する自己の考えを述べてもらい、他人の話も聴きながら討論を進めてください。対策としては、日頃からグループを作り、その中で討論の体験を重ねておくことが役立つと思います。
こども教育学科

集団面接 1グループ30分程度
集団討論型ではなく、個々に質問する中で、意欲・適性をみます。

口腔保健学科 個人面接 1人15分程度
口腔保健学科自己推薦入試と同様。
公募推薦入試2次 診療放射線学科

集団面接 1グループ20分程度
集団討論型ではなく、個々に質問する中で、志望動機や意欲・適性をみます。

こども教育学科 個人面接 1人15分程度
志望動機や意欲・適性をみます。
口腔保健学科 個人面接 1人15分程度
口腔保健学科自己推薦入試と同様。
一般入試前期 口腔保健学科 個人面接 1人15分程度
口腔保健学科自己推薦入試と同様。
一般入試後期 診療放射線学科

個人面接 1人10分程度
志望動機や意欲・適性などをみます。

口腔保健学科 個人面接 1人15分程度
口腔保健学科自己推薦入試と同様。
社会人自己推薦入試 こども教育学科 個人面接 1人20分程度
口腔保健学科自己推薦入試と同様。今までの経験やこれからの夢・将来の展望などを質問します。
社会人入試 全学科 個人面接 1人20分程度
医療検査学科 臨床検査技師を目指す意欲について質問する。
看護学科 社会人としての特性に応じて、将来の看護の仕事にどう活用したいと考えているかなど、受験生の考えや意欲をみます。
診療放射線学科 志望理由や今までの経験を将来どの様に活かしたいのかを質問し、意欲・適性などをみます。
こども教育学科 今までの経験やこれからの夢・将来の展望などを質問します。
口腔保健学科 志望理由や今までの経験を入学後にどのように活用するかなどについて質問します。
外国人留学生入試 全学科 志望動機や意欲・適性をみます。医療検査学科・診療放射線学科ではその一つとして提示された文章を読み、質問に対して口頭や文章で答えてもらいます。

指定校推薦入試では、各学科の学生として望ましい学力・人物の資質を総合的に評価します。指定校推薦入試における面接試験は、人物評価と学力評価とし、学力評価では教科の基礎的知識を問う場合や、思考力・判断力・表現力を確認する場合があります。

集団面接は出願者人数により変更になる場合があります。

公募推薦入試の基礎力検査や一般入試の記述式問題はどのような意図で出題されるのですか。
  • どの教科においても、それぞれの問の中で思考力、判断力、表現力等を問うことを目的としています。なお、解答方法はすべて記述式で行います。

    国語は、論説、随筆、評論等の長文を通し、文章全体を的確に読解する力や本文の論の展開を踏まえて説明する力等を求めています。また、四字熟語やことわざ等、漢字・語彙に関する知識も確認します。

    数学は、数学に関する多様な基礎学力(論理性、計算力、数学的表現等)を総合的に見ます。基礎事項の理解を問いますし、答えに至る過程、道筋の説明も適切な表現で解答されているかを確認します。

    英語は、長文を読解し、全体の内容を把握する力を問うとともに、語彙や構文に関する英語の基礎力とそれらの応用力を確認します。また、会話文では慣用表現の知識と理解力を、和訳要約問題では読解力と文意の通る日本語表現力を、そして英作文問題では正しい英文で論理的な文章を書く力を確認します。

    化学は、化学における基本的な知識とともに重要な項目を統合的に理解することができるかを問います。単なる暗記ではなく、現象の理解と論理的な説明力を確認します。

    物理は、物理における基本的な知識とともに重要な項目を統合的に理解することができるかを問い、現象の理解と論理的な説明力を確認します。
  • 公募推薦入試の基礎力検査はどんな形式で出題されるのですか。
    1. 国語は、看護学科、診療放射線学科、こども教育学科及び口腔保健学科で、国語総合(古文・漢文を除く)の内容から出題します。文章の読解力、構成力、表現力などをみます。具体的には現代文について、漢字の読み書き、文章の吟味・解釈、文法、文学史などに関する設問のほか、本文の内容に関連して多少論述するものを含みます。出題は、論説、随筆、評論、紀行文、詩歌、新聞記事などの範囲です。診療放射線学科、こども教育学科、口腔保健学科の公募推薦入試2次も同様です。
    2. 数学、理科、英語等の選択及び範囲の概要は「入試要項」に詳細に記していますのであわせて確認してください。
    入試で「小論文」が課せられている場合がありますが、そのねらいについて知りたいのですが...。

    学科によって若干の違いはありますが、共通して言えることは、それぞれの学科で学んでいく際に必要な「理解力」や「文章読解力」、自分の意見や批評を「表現する力」、さらには目的意識や意欲、興味・関心の強さなどを見るねらいで出題されます。


    医療検査学科 - 社会人入試で「小論文」と「基礎力検査」を行います。

    「小論文」の出題形式は、あるテーマについて自由に論じるものではなく、課題文を読んだ上で設問に応じて解答し、さらに自分の意見を記述します。(400字程度)
    「基礎力検査」については「入試要項」に詳細に記していますので、そちらで確認して下さい。

    看護学科 - 社会人入試と一般入試後期で行います。
    あるテーマについて自由に論じるものではなく、課題文を読んだ上で設問に応じて解答し、さらに自分の意見を記述します。(600字程度)

    診療放射線学科 - 社会人入試で「小論文」と「基礎力検査」を行います。

    「小論文」の出題形式は、あるテーマについて自由に論じるものではなく、課題文を読んだ上で設問に応じて解答し、さらに自分の意見を記述します。(400字程度)
    「基礎力検査」については「入試要項」に詳細に記していますので、そちらで確認して下さい。

    こども教育学科 - 自己推薦入試と社会人入試で行います。

    自己推薦入試:「事前提出 50点」

    あらかじめ提示したテーマについて論じ、出願書類とともに提出していただきます。なおテーマについて論じるにあたり参考にした本がある場合は、著名者・書名を忘れずに明記してください。(600字以上800字以内)

    社会人自己推薦入試:「60分 2題で40点」

    社会人入試:「90分 3題で50点」
    設定したテーマについて自由に論じるもの(600字程度)と、課題文を読んだ上で自分の考えを記述するものがあります。(600字程度)

    口腔保健学科 - 社会人入試で行います。

    幅広い分野の文章に対する「要約」(100字~200字程度)と、「あなたの意見」(600字程度)を記述します。
    こども教育学科の面接のねらいを教えてください。
    保育士・教員には、こどもはもちろん保護者との対応や保育士・教員間との連携等、多様な人と関わる上での「コミュニケーション能力」が求められます。また、保育士・教員は、チームとしてこどもと保護者に携わるため、「恊働する力」も求められます。さらに、保育職・教職に対する「理解」と「意欲」も必要です。このような力を面接試験で確認します。学力試験だけでは見えない、保育士・教員としての資質・適性を個人あるいは集団による面接場面で確認します。
    こども教育学科の入学試験で面接があるのは、次の5つです。
    ①自己推薦入試、②公募推薦入試、③公募推薦入試2次、④社会人自己推薦入試、⑤社会人入試
    推薦入試では、書類審査があるようですが、これについて説明してください。
    高校から提出される調査書を点数化し、50点満点で当日の検査得点に加算します。具体的には全体の評定平均値を5倍したものと、調査書に記載されている各項目について、例えば部活動や生徒会、学級委員、ボランティア活動などで活躍していた人には加点するなど、高校生活を評価し点数化したものを合計し、書類点とします。
    高校卒業時から年数が経過しているため、調査書の発行ができないと言われたのですが・・・。
    出身高等学校(もしくは中等教育学校)の卒業証明書を同封してください。
    公募推薦入試、一般入試の選択科目は、出願時にあらかじめ申し出る必要がありますか。
    あらかじめ申し出る必要はありません。いずれの選択科目も、受験時に問題を見た上で選択できます。問題内容をよく吟味して、選択科目を決定してください。なお、科目間での有利、不利が起こらないように、問題作成に配慮していますが、もし、科目間で大きな差が生じた場合には、採点時に調整します。
    複数の学科(複数の入試種別)を受験する場合、願書をどのように出願すればいいのでしょうか?
    出願書類はそれぞれ用意してください。また、出願方法は学科・入試種別ごとに出願用封筒に入れて送付してください。ただし、同一学科の自己推薦入試、公募推薦入試、公募推薦入試2次を複数回受験する場合、最初の出願時に調査書・推薦書を提出すればそれ以降の出願時には提出の必要ありません。また、同一学科の一般入試前期、一般入試中期、一般入試後期、センター試験利用入試、センター試験利用入試2次を複数回受験する場合、最初の出願時に調査書を提出すればそれ以降の出願時には提出の必要ありません。
    ※出願用封筒・・・市販の角2封筒(240mm×332mm)に、入学志願票を印刷した際に出力される「封筒貼付用宛名シール」を貼り付けたもの。
    受験の際、宿泊施設の斡旋はしてもらえますか。
    本学で直接斡旋はしていませんが、JTB教育旅行神戸支店を通じて案内していますので、「受験ガイド」の「宿泊先ホテル案内」および「入試要項」の「宿泊申し込みの案内」を参照して、直接JTBに問い合わせてください。
    昼食は持参した方がよいですか?
    受験票の裏面の注意事項にも記載してありますが、本学周辺には食堂がありませんので、昼食は必ず持参してください。ただし受験者の人数・面接の順番等により、試験が午前中に終わる場合があります。ご了承ください。
    受験及び修学上(入学後の大学生活等)特別な配慮を必要とする場合は?
    身体に障害(学校教育法施行令第22条の3に定める障害の程度)がある入学志願者は、個々の状況に対応した配慮を必要とすることがありますので、出願の前にあらかじめ入試広報課に申し出てください。病気又は怪我などで療養中の場合も相談してください。
    追加合格はありますか?
    入学手続き者が入学定員に達していない場合、追加合格を行うことがあります。その場合、電話または速達郵便にて本人宛に通知します。なお、追加合格についての問い合わせには一切お応えしません。
    入試やキャンパスのことを、もっと詳しく知りたいのですが...。
    平日と土曜日にキャンパスを公開していますので入試広報課まで前もってご連絡ください。ご案内します。(平日9:00~17:00、土曜日9:00~14:00) またオープンキャンパスについてはこちらまたは、「受験ガイド」を参照してください。
    これらのQ&A以外で知りたいことがあれば、どうすればよいですか。

    どんなことでも遠慮なく入試広報課へおたずねください。メールでも質問等は受け付けています。その他手紙でも電話でもかまいません。キャンパス見学も歓迎します。

    問い合わせ先(神戸常盤大学、神戸常盤大学短期大学部)
    【入試広報課】 nyushi@kobe-tokiwa.ac.jp
    〒653-0838 神戸市長田区大谷町2丁目6-2
     Tel:078-611-1821 Fax:078-643-4361