保健科学部 診療放射線学科
Radiological Technology
Radiological Technology
検査・現代医療に欠かせない
放射線を扱う専門家へ
Special Feature

01
高い国試合格率と
就職率

02
臨床現場に
近い環境

03
専門にとらわれない
幅広い教育
※診療放射線技師免許取得後、申請により取得可能



診療放射線技師
国家試験合格率
98.4%
(2024年度卒業生)

第一種放射線
取扱主任者
合格者数
10名

2025年7月現在
就職率
100%

診療放射線技師は、医師や歯科医師の指示のもと、X 線(レントゲン)や磁場を用いた画像検査を行う専門家です。また、放射線を照射してがんなどの治療を行うこともあり、活躍の幅はどんどん広がっています。

乳がんの早期発見のため、マンモグラフィ(乳房X 線検査)を受ける女性が増加しています。現在は男性が多い職種ですが、同性の技師に検査をしてほしいという患者さんの声も多く、女性の診療放射線技師のニーズが高まっています。
TOKIWAへ進もうと思ったきっかけや、今とその後、また、神戸の魅力について、それぞれに語っていただきました。

本学部は建学の精神の下、“いのち”に対する知性と感性および、豊かな人間性と高い倫理観を身に着けた医療専門職の育成を目指している。
あらゆる健康レベルにあってその人らしい生を全うすることを希望している人々を、医療専門職として全人的(ホリステック)に受けとめ、質の高い包括的医療を提供するには、それを可能にする能力を備えなければならない。超高齢化と少子化が進行している我が国にあって、セルフケアを基礎に、一次から三次までの医療を系統的に提供し、人々が暮らしている地域において質の高い包括医療を提供するにも知識と技術を身に着けることが重要である。
さらに、グローバル社会にあっては人・物のみならず病気も容易に国境を超え、重大な問題になり得る。
本学部はこのような広範囲な医療、あるいは応用的医療を提供できる、幅広い視野をもった医療専門職の育成を目指している。

また、現代医療は、再生医療、遺伝子医療、生殖補助医療、移植医療等、目覚ましい進展を遂げている。
医療専門職には、進展する医療技術の成果を理解し、それを的確に提供する能力が必要になる。
さらに、適切な医療を提供するうえで多職種の医療専門職が専門的役割と機能を発揮し、かつ協働して行うチーム医療の意義は大きい。
医療専門職には、その重要性を認識し理解し、チーム医療の一員として協働してゆくための自覚が求められる。
いのちに対する温かい眼差しと高い倫理観を備え、放射線技術学における専門的な知識と技術を持ち、社会に貢献できる専門職業人を育成する。

専門分野の演習・実習は1グループ約10名の少人数制で行い、実機操作を通して知識・技術を定着させます。きめ細かな指導で学習意欲を高め、医療人に必要な教養や人間性も育成。授業外でも学修や悩み相談に対応しています。

医療従事者に必要な専門知識・技術は講義だけでは習得できないため、講義と実習を1:1で行うカリキュラムを採用。講義後に実習で確認し、効率的に学びます。実習後はレポート作成で理解を深め、知識を定着させます。

主体性や思いやりを育み、放射線を扱う専門職としての意識を高めるため、地域をフィールドにした学びを実施。福島スタディツアーでは、震災から現在までの暮らしを学び、原子力災害や医療安全の重要性を考えます。
高等学校等において、数学、理科、英語について基礎を理解し、それらの学習を通じて、読解力、表現力、科学的思考力を身につけている人を求めます。 また、優しさや協調性、コミュニケーション能力など人間関係を形成できる能力を有していることが望まれます。