短期大学部 口腔保健学科Oral Health

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【口腔保健学科】ときわ病院見学実習

(1年生M.U.)

 1年次の授業である「学びの基礎」の中で特に印象に残ったのは、ときわ病院での病院見学実習でした。ときわ病院は口腔外科を始め、リハビリテーション科や看護部など様々な科や部署があり、職種も歯科衛生士、看護師、臨床検査技師など多種多様でした。各職種とも互いに教え教わり協力しながら治療にあたっていました。病院に勤務する歯科医師の講義で、今の時代はチーム医療が大切と知ったので、とても理想的な形だと感じました。
 リハビリテーション科では、看護師と言語聴覚士、作業療法士、理学療法士が高齢者の機能回復や社会適応を目指し、協力していました。車椅子に乗っている方、杖をついている方、さまざまな身体の状態の方がいましたが、病院スタッフや家族と楽しそうに会話をしたり、器具を使って一生懸命運動をしていて、元気な方が多いなと感じました。高齢になると家から出る機会が少なくなり、機能低下を引き起こすリスクが高くなるので、こういった施設で他の人と関わり活動することはとても良いことだと思いました。
 検査科では、臨床検査技師と病理医が患者さんの血液や尿などから色々なことを詳しく調べていました。検査は口腔と関係がないと思っていましたが、口腔外科手術をする際など血液検査をして何か異常がないかを調べると聞き、とても口腔と検査も重要な関係があることを知りました。
 ときわ病院では、様々な部署で様々な職種の人が患者さんのために尽力していました。病院の歯科衛生士は、入院中の患者さんの口腔清掃だけではなく手術前の口腔清掃など歯科医院では行わない仕事が多く、色々な経験ができ、学ぶことが多いと感じました。また、実際の現場で働く歯科衛生士を見るのは初めてだったので、歯科衛生士は診療所だけでなく、病院や施設など活躍の場が多く、とてもやりがいのある仕事だと思いました。

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