保健科学部 医療検査学科Medical Technology
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大学コンソーシアム学生海外派遣プログラムに参加して フィリピン
2016年10月14日(金)
M3B17 服部 紗也
大学コンソーシアム学生海外派遣プログラムに参加しました。私たちが研修をさせていただいたSTD/AIDS Cooperative Central Laboratory(以下SACCLと略)という施設は、フィリピンのマニラに位置するサンラザロホスピタルの中にある性感染症(特にAIDS)専門の検査室です。国家参照検査機関であるため、AIDSの疑いのある国中の検体が集まります。活動内容は施設内での実習と学会への参加でした。
検査室では様々な検査について説明していただいたり、日本では見られない感染症の標本を見せて頂きました。自分の手を動かして実習をすることもでき、学内実習とは試薬や方法、機械が少し異なることがわかりました。SACCLではAIDSの検査を微生物検査や免疫検査、遺伝子検査などで行っていてすごいと思いました。
休日には世界遺産に認定されている教会やオーシャンパーク、大きなショッピングモールなどを訪れ、フィリピンの歴史や文化に触れ、十分に地元を堪能できとても満足しています。
渡航前はテロや台風など不安が多かったのですが、無事に研修を終え、海外に目を向けることで日本の医療について改めて考えることができました。今回の研修での経験を生かし、ワンランク上の検査技師になれるよう頑張りたいです。