教育学部 こども教育学科Childhood Education

イベント

=キッズクラブ=「折り紙で遊ぼう」

<折紙を一人で折ったり、みんなで大きな折り紙を折ったりして遊びましょう>


「折り紙を折る」行為は、イメージした形が一連の行為のなかで、手の中にできあがっていく楽しさが味わえる活動です。大学教員と折り紙を折るということは、珍しいものを好む子どもの好奇心を誘発します。この活動は、丁寧に折る必要感とともに、何度も折ることで手順を考えたり折り方を工夫したりしながら、折りたいものが折れるようになるという、先に見通しを持った楽しみがもてる活動です。また、没頭して取り組む「集中力」、こうだからそうなるという「論理性」、平面の紙から立体を作り出す「創造力・想像力」、細部まで丁寧に細やかに折ることで「手指の巧緻性」などを養うことができます。さらに、継続して折り紙を行うことは、図形認知が促されるものと考えられます。

 2回目担当は教育学部こども教育学科多田琴子教授です。上記「折り紙」についての教材観はキッズクラブ指導案から抜粋加筆したものです。元幼稚園教諭の多田教授は、ゼミ生と共に折り紙の素材について教材研究し、ゼミ生と共に幼稚園で保育実践を行いました。「8年ぶりの保育でしたので大汗をかきました」とおっしゃっていましたが、園児たちととても楽しまれたようでした。

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