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特長ある学びCharacteristic learning

学びへのモチベーションがアップ!
地域交流・国際交流

地域コミュニティで学ぶ。国境を越えてチャレンジする。

地域社会の発展に貢献するための拠点として機能するのが「地域交流センター」と「ボランティアセンター」です。学生と地域社会を結びつけ、地域に根ざした活動をバックアップ。キャンパスの中だけにとどまらないリアルな体験が、豊かで実りある学びをもたらします。
さらに、国際的な活動を通じた学びに関しては「国際交流センター」が担当。「ネパール交換研修生・受入れ制度」や「青年海外協力隊講演会」「異文化体験プログラム」など、文化や価値観の違いを理解しながらグローバルな視点を獲得するための学びをサポートします。

開かれた大学として地域に貢献するためのセンター

神戸常盤地域交流センター

神戸常盤大学の建学の精神には「(教育)成果を社会に還元し、地域社会の発展に寄与する」とあります。COC(center of community)としての役割を果たすのが「地域交流センター」です。センターは大学と地域、そして学生と地域を繋ぐ「かけ橋」であり、本学が行う地域交流・連携、地域貢献の総合窓口になります。大学の中では学べない、教科書だけでは学べない経験が、皆さんの「学び」に繋がります。

わいがやラボ

地域交流センターの活動拠点が本館5階にある「わいがやラボ」です。「地域をフィールドとした学生主体の企画」や「地域住民との交流」など、学生が地域に貢献できる活動などを自ら企画していくためのスペースです。室内には自由にレイアウトできる机・椅子、壁一面が自由に書き込めるホワイトボード、充実したプレゼンテーション用の機器など、文字通り"わいわい・がやがや"できるための環境が備わっています。

地域交流・貢献活動「TOKIWA健康ふれあいフェスタ」

周辺地域の子どもから大人・高齢の方まで楽しめる、"健康"と"ふれあい"をテーマにしたイベントです。運営の中心を学生が担い、神戸常盤大学の魅力を地域に発信する一大イベントとして地域の皆様に大変喜ばれています。例年1,000名を超える方々にご来場いただいています。

地域との連携

長田区まちづくり課と連携(※)し、学生が長田区内のイベントを企画・運営するなど、長田の"まちづくり"に参画しています。また、要請に応じて教職員が各種委員を務める等相互連携を行っています。
※長田区役所との地域連携協定
本学は、「保健福祉、教育、文化、まちづくり等の分野において相互に協力し、地域社 会の発展と人材育成に寄与すること」を目的に、長田区と連携協力に関する協定を結んでいます。

地域で学ぶ 地域と学ぶ(小豆島・福島)

平成25年より香川県小豆島町と連携し、「オリーブ島の地域交流合宿」を実施しています。神戸では体験できない豊かな自然と、そこに住まわれている人々との交流、離島ならではの医療体制、教育環境、そして地域活性化について学ぶことを目的に2泊3日の合宿を行います。2年次より履修できる基盤教育分野創造実践科目群「地域との協働B」としてリーダー育成事業の目的も兼ねています。
令和2年度より新たに診療放射線学科を中心とした、東日本大震災で甚大な被害を受けた福島県の復興過程を学ぶ「福島スタディツアー」を立ち上げます。福島県は地震、津波災害に加えて、福島第一原子力発電所の事故による原子力災害という複合的な被害を受けました。東日本大震災当時から現在に至るまでの暮らしについて学び、社会人としての素養を高めるとともに、専門職業人として医療安全の重要性を考えます。
地域をフィールドとして、人に寄り添う専門職業人の育成に努めます。

[産学連携] ノロウイルスのいない安全・安心な社会の現実を目指して

Kten Bio(ケイ テン バイオ)株式会社は、神戸常盤大学初のベンチャー企業として、一昨年4月に、神戸常盤大学と(株)日本食品エコロジー研究所との産学連携研究成果をもとに設立されました。遺伝子検査を簡単に早く感度良く行える独自技術をベースにした遺伝子検査のための試薬キットを開発し、特に、食に関連する環境中の病原性微生物「ノロウイルス」を検出するための試薬キットの製品化を目指しています。今後は、微生物(特に病原性の)遺伝子を検出するための製品やサービスを通して、世の中の安全・安心に資する会社として本学教育面、新分野への展開をしていきます。

授業で学んだ知識・技術をボランティアで実践 社会貢献を通じてさらなる学びにつなげる

神戸常盤ボランティアセンター

ボランティアセンターは、ボランティア活動をしたい学生と、ボランティアを必要としている地域の人や環境を結びつけるための機関です。神戸市長田区社会福祉協議会の運営する長田ボランティアセンターと連携しているので、地域に根ざした活動を行えることが特長です。本センターでは、学内外のボランティア・市民活動に関する情報収集、参加機会の紹介、相談支援、講座・セミナーの開催などの活動を行っています。実際にボランティア活動を体験・実践することで地域課題の解決に関わることになり、その過程で様々なことを学び取ることができます。その体験は自分をひとまわり大きくしてくれ、自己成長につながることでしょう。

学びを活かし、さらなる学びにつなげます

学生は授業で身に付けた知識や技術を、ボランティア活動で活かすことができます。例えば、がん細胞を見分ける細胞検査士の資格が取れる医療検査学科の学生が中心となって行っている、「子宮の日~LOVE49キャンペーンinKOBE~」(子宮頸がん検診受診啓発活動)では、市民のみなさんに子宮頸がん検診の大切さを伝え、一人でも多くの方が健康でいられるようにと活動しています。その他にも、看護学科の学生たちによる小児病棟・NICUに飾る壁面製作ボランティアやこども教育学科の学生による区内こども食堂運営支援ボランティア、口腔保健学科の学生による地域での歯磨き指導ボランティア等、それぞれの得意を活かした活動を行っています。これらの活動を通して、自らが専門職業人として社会に果たすべき役割を学び、知性と感性を兼ね備えた「いのちを支える専門職業人」としての成長を促します。

LOVE49キャンペーンinKOBE

「災害ボランティア」を体験した学生に聞きました

私が参加した活動は、大学コンソーシアムひょうご神戸が行なっている、学生災害ボランティア・ネットワーク事業です。この活動は、災害のことについて学んだり、支援活動を現地の支援者の方と共に行ったりします。私はこの活動で、宮城県名取市を訪れました。現地では復興した町の様子を地元の方に案内していただき、お茶会を通じて地域の皆さんとも交流しました。この活動の素晴らしい点は、自分の目で見て感じることが出来ることです。テレビや写真でも情報を得ることができますが、自分の目でみたからこそ、災害をより身近に感じることができました。学年が進むと大学生活は忙しくなりますが、今後もできる限りボランティア活動に関わっていきたいです。

中村 華菜

医療検査学科 3年
中村 華菜
(長浜北星高等学校・滋賀県)

多くの国との交流を"体験"し、"グローバル"に視野を広げる

国際交流センター(Global Communication Center/G.C.C)

国際交流センターは、本学の国際化・国際交流及び教育研究活動を推進することを目的としています。
学生が国際的な活動を通して、"Think globally, Act locally"を体現するための学びをサポートします。

ネパール交換研修生派遣・受入れ制度

ネパールの首都カトマンズに活動拠点を置くハチガンダ福祉協会(住民の医療と生活向上のためボランティア活動を行うNGO)会長と、本学の同窓会会長(当時)が親交を深めた事をきっかけに、1997年以降隔年で研修生の派遣と受入れを実施しています。2018年度には、本学とネパールとの友好20周年を記念した式典を行い、2019年度はネパールから2名の研修生を迎え本学学生と交流しました。
本活動の目的は異文化交流であり、学生はホームステイを体験することで文化、習慣、価値観の違いを学び相互理解を深めます。また、互いの国の医療・教育施設の見学、学内外での交流を通して「学びの原点」「生きる原点」を体験することができます。

青年海外協力隊講演会及び異文化体験プログラム 等

例年、全学生を対象に青年海外協力隊員として派遣された方の講演会を実施しています。現地での貴重な体験談を直に聞くことで、海外ボランティアについての関心や理解を深めています。2019年度はミクロネシアで算数を指導した元隊員にお話をしていただきました。また、異文化体験プログラムは、インド発祥のヨガ講座や、ネパール人留学生によるネパールの文化・ネパール語の講座など、多彩なプログラムを用意しています。

大学コンソーシアムひょうご神戸への海外研修プログラムの開放

大学コンソーシアムひょうご神戸(兵庫県の国際性や独自性を活かした事業を実現するため、県下の大学が集まった組織)の「国際交流プログラム」に大学間の単位互換のための科目を開放しています。これはアメリカ、ネパールどちらか1カ国を訪問し、主に【看護】【医療検査】分野に関する保健医療状況を比較するフィールドワーク型のユニークな研修プログラムです。事前研修で各国の状況について学び、帰国後は報告会、討論会を通じて更に学びを深めることができます。同時にこのプログラムは、他大学からも履修ができるため、他大学の学生と共に学べる貴重な機会でもあります。

[海外派遣研修体験記] ネパール派遣研修を経験して...

日本とネパールの教育環境の違いを知りたくて海外研修に参加しました。のびのび過ごす子どもの姿を想像して現地の幼稚園を訪れましたが、小学校並みに各教科の授業が行われていたので驚きました。早期教育に力を入れるのは身分に捉われず職に就ける時代になったからだそうです。それでも自由時間は遊具で元気に遊び、時にはケンカをする子もいて、その光景は日本と同じでした。
滞在中は田舎の民家にホームステイ。母国語を話すホームマザーとはボディランゲージでコミュニケーション。集合場所まで毎日1時間かけて歩くのは大変でしたが、手で食事をする異文化も体験するなど、大学を飛び出さないと得られないことばかりですべてが有意義でした!

こども教育学科 4年
波多 彩花(柳井高等学校・山口県)