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ボランティアセンターブログ

「1.17KOBEに灯りをinながた」

今年も1月17日にJR新長田駅前にて、

阪神淡路大震災追悼行事「1.17KOBEに灯りをinながた」が開催されました。

本センターも実行委員会へ参画し、学生・生徒による炊き出しや募金活動、

会場内のお手伝い等のボランティア活動を行っています。

今年も朝から夜遅くまで、学生・生徒・教職員合わせて80名が行事へ参加しました。

(高等学校の行事レポートもぜひご覧ください。)

活動に参加した学生の感想を掲載いたします。

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1995年 1月17日 午前5時46分から20年。

今年の1.17 は阪神淡路大震災から20年目を迎える節目の年でした。

1月17日新長田駅前で行われた「1.17KOBEに灯りをinながた」の会場には、

個人の受けた被害の大小は様々だったと思いますが、

例年以上に特別な想いを持った方々が沢山いたのではないでしょうか。

ボランティアという形で追悼行事に参加することで、私達学生も、

未だ癒えぬ傷を持ち涙を流される方々と想いや時間を少しでも共有することができたと感じています。

私は震災の3ヶ月前に生まれました。

震災から神戸の復興と共に成長した20年、

あの日の記憶は無いけれど、震災を経験した最後の世代として、

自分の命も危ないのに一番先に助けてくれた親や当時支援をして下さった人々がいたから、

今を生きていると感謝の気持ちを忘れてはいけない、

そして、亡くなった方の分まで日々を大切に生きなければならない、

この震災を風化をさせず、次に伝えていかなければならない、と、たくさんのことを感じた1日でした。

(教育学部 2年 山本 太一)